近代建築の巨匠のひとり、フィンランドのアルヴァ・アアルト(1898-1976)は、多作で影響力のある建築家であり、才能豊かなデザイナーです。
モダニズムに対する彼のユニークな貢献は、文脈と自然環境を取り入れたことである。フィンランドの風景、バウハウス、古典主義など多様な情報源をもとに、アアルトはコンクリートと木、銅とレンガ、ボリュームとフォルムを独自の合成で並置する有機的なデザイン・ボキャブラリーを作り上げました。
機能と用途を尊重する姿勢は、彼の建築物や家具が長く愛され続けている理由でもあります。
本書では、ヴィラ・マイレア、サイナツァロ市庁舎、マサチューセッツ工科大学ベーカー寮、アアルトの壷など、アアルトの最も重要な作品33点を取り上げ、アアルト研究者であるヨーラン・シルトが詳細に分析されています。
今回ご紹介する書籍は洋書です。
出版社:Universe
言語:英語
発売日:1998年
サイズ:169 × 210 mm
頁数:240ページ
状態:良好