作家本人が生み出した造形は量産プロダクトは異なる感動が存在します。
今回ご紹介するお品物はアメリカ人女流陶芸家ジャネット・リーチが制作した鉢です。
鉢の内側に流れる釉薬の表情は、外見だけでなく内面からの美を引き立ててくれるという着物のように感じます。
深い深緑の緑は四季折々の花器としてご活用されてみませんか。
桐箱です。
底面に作家の刻印もありますので、画像にてご確認ください。
[サイズ]高さ 110 × φ 280 mm
[ジャネット・リーチ (1918〜1997)]
アメリカ、テキサス生まれ。アルフレッド大学卒業、インウッド陶房にて学ぶ。
1954年来日し、浜田庄司陶房にて滞在後、丹波で2年間、日本式の轆轤技術を学び、轆轤と手形成を組み合わせた独自のスタイルを確立。
民芸風作家として世界的に有名である。
1956年に日本で知り合ったバーナード・リーチと結婚(バーナード69才、ジャネット38才)
イギリス帰国後はセント・アイヴスのリーチポタリーの工房を経営しながら陶房に励んだ。