こちらの商品はヴィンテージ品です。
1989年に倉俣史朗がデザインしたフラワーベース。
ブロックの中に閉じ込められた紫色のアルミ管は経年で塗装が剥がれ落ち、日本文化の侘び寂びのようで実に見事です。曖昧な境界線を更に引き立たせてくれます。
「侘び」とはつつましく、質素なものにこそ趣があると感じる心のこと。 一方、「寂び」とは時間の経過によって表れる美しさを指します。
現在でも販売されているアイテムですが、旧工場（閉鎖）では作り方が異なり、昔の方が存在感があります。
ガラスの試験管は取り外し可能ですので、お手入れにも配慮されています。
【注意】写真には試験管が映っていませんが付属いたしますので、ご安心ください。
【デザイナー】倉俣史朗
【製造国】日本
【デザイン年】1989年
【素材】アクリル,アルミ, 試験管はガラス
【サイズ】80 × 80 × 220 mm
倉俣史朗とは
日本のインテリアデザイナー。空間デザイン、家具デザインの分野で60年代初めから90年代にかけて世界的に傑出した仕事をした。欧米の追随に陥らず日本的な形態に頼るでもなく日本国固有の文化や美意識を感じる独自のデザインによってフランス文化省芸術文化勲章を受章するなど国際的に評価をうけている。
