内容(「BOOK」データベースより)
表現主義的で、幻想的な「アムステルダム派」、合理主義的で、客観的な「ロッテルダム派」や「デ・ステイル」、そして新・即物主義の理念を提唱した「デ・アフト」や「オップバウ」などさまざまな潮流が存在したオランダは政治的環境の中でオランダ人建築家による数々の輝く集合住宅計画や閉鎖型配置計画から開放型配置計画への展開が試みられた。多様性と対立性の内在するオランダにあって近代住宅建築の理念の歩みは、一国の市民生活史であり、20世紀の都市住宅の礎である。
出版社 : 住まいの図書館出版局 (1990/12/1)
発売日 : 1990/12/1
新書 : 275ページ
ISBN-10 : 4795208352
ISBN-13 : 978-4795208353