ごあいさつ

選品舎(せんぴんしゃ)は、「選ぶこと」そのものに価値を見出し、ヴィンテージ家具やデザイン古書、工藝品を通じて美意識を届ける小さな会社です。

大量生産や短命なトレンドに流されるのではなく、時間を経てもなお美しく、強く、静かに語りかけてくるもの。 私たちは、そんなものたちを国内外から選び取り、丁寧に届けています。


Helvetica(選品舎)ブランドガイドライン

■ Vision(ビジョン)

美しい選択が、人生を変える。

Helveticaは、ただのヴィンテージショップではありません。 それは、感性と美意識を取り戻す“選択肢”を提供する場所。 暮らしの中に静かに差し込む違和感と、本物の余白。 それが、新しい美のかたちです。

■ Mission(ミッション)

選び抜かれたモノに、言葉を添えて世界へ届ける

  • 感性と審美眼に基づいて選び抜かれた家具・古書・アートを扱う。

  • 商品ひとつひとつに背景や思想を添えて届ける。

  • 国内外に向けて、個人の感性が共鳴する購買体験を提案。

  • 価値あるものが循環する、カルチャーとしての物販を追求する。

■ Value(バリュー)

項目 内容
本質を選ぶ目 一時的な流行ではなく、時を超える価値を選び抜く。
誠実な審美眼 自らの感性を信じ、迎える人に対して真摯であること。
言葉を添える美学 商品ひとつひとつに、背景や思想を添えて届ける。
静かな熱狂 大声では語らずとも、深い愛を込めて活動する。
余白と品格 ブランドも、生活も、“余白”にこそ美が宿ると信じる。

■ ブランド名「Helvetica」に込めた意味

  • 余計な装飾を削ぎ落とした“本質的なデザイン”の象徴。

  • 「選品舎」の審美眼と、「Helvetica」の普遍的な美学が重なる。

  • 大量消費ではなく、“選ばれし1点”と暮らす贅沢を提案。

  • 世界中のカルチャーラバーに向けて、“静かで強い”存在感を放つ。


選品舎の由来と成り立ち

選品舎は、もともと副業として、小さなオンラインショップから始まりました。 最初に仕入れたのは、たった一点のヴィンテージ家具。その一脚から、すべてが始まりました。

運営者は、かつてファッションブランドでパタンナーアシスタントを経験し、 その後、機械修理の現場で多くの「お客さまの困りごと」に向き合ってきました。

モノそのものよりも、それを取り巻く関係性── 誰かの生活や想いに寄り添う「道具としての美しさ」に、次第に惹かれていきました。

そんな20代を経て、2012年に "Helvetica" を立ち上げ。 選び抜かれた品々に共感が集まり、2024年に法人化。「選品舎」としての活動が本格的に始まりました。


私たちが扱うもの

■ ヴィンテージ家具

1950〜90年代を中心に、国内外の椅子、テーブル、収納家具など。 空間に静かな緊張感や美しさを与えるものを選び抜いています。

■ デザイン古書・エフェメラ

建築、工藝、アート、ファッション、食文化など多岐に渡ります。 特に一過性の印刷物="エフェメラ"にも注力。儚い存在であるがゆえ、 その時代の空気や美意識が凝縮されており、美術館やコレクターからも注目される領域です。

■ 小さな工藝品や無銘の逸品

作家による一点ものから、名もなき工房の逸品まで。 佇まいや質感を重視し、空間にそっと彩りを添えるようなものを中心に。


選品舎の特長

  • 選び抜く眼差し: 時代や流行ではなく、「モノが語る強さ」に注目

  • 一点一点手作業: 撮影・検品・梱包まで、すべて手と目を使って管理

  • 複数チャネルで販売: 自社サイトのほか、ヤフオク、メルカリ、Instagramでも展開


事業内容

  • ヴィンテージ家具・古書・工藝品の販売

  • 商品撮影・編集・コピーライティングなどのコンテンツ制作

  • 小規模事業者やクリエイター向けのホームページ制作サービス「はたらくホームページ」の運営(集客導線設計を得意としています)


法人概要(2025年現在)

  • 社名:選品舎(Senpinsha Inc.)

  • 所在地:福岡・東京に拠点あり

  • 設立:2024年(個人事業としては2012年〜)

  • 代表者:大西健


最後に

私たちは「売るため」ではなく、「届けるため」に選びます。

それは誰かの部屋の片隅に置かれたとき、その人の感性を少しだけ動かすものであってほしいから。

選品舎は、そんなふうに“静かな問い”を届ける店でありたいと思っています。

目にした誰かの価値観に、ささやかな揺らぎが生まれますように。

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