ポール・ヘニングセンによって1958年にデザインされた、ペンダント照明の名作「PH5」。電球全体を覆い隠すグレア・フリーのデザインで、卓上をしっかりと照らし、テーブルを囲むひとびとの顔を柔らかく美しく照らします。
卓上60センチの位置に吊り下げてください。
※グレアとは、まぶしさのことです。
建築家・映画監督・編集者とマルチな才能で活躍したヘニングセンが、明かりへ興味を抱いたのは今から80年以上前のことです。パリランプから始まる彼のデザインの系譜は、PH3、PH5、アーティチョークやスノーボールへと繋がっていきます。
ルイス・ポールセン社は今でこそ、住宅用のイメージですが、当時は工場やボクシング会場、車の展示会場など商業施設向けのために、おしゃれなデザインというよりも機能優先で選ばれた会社だったようです。
近代北欧デザインの名作ランプをこの機会にぜひどうぞご検討ください。
廃盤になっている、紫色。歪みはありますが、雰囲気を損ねるものではありません。
Poul Henningsen / ポール・へニングセン(1894-1967)
https://www.louispoulsen.com/jp/about-us/designers/poul-henningsen/
PH5 / Louis Poulsen
φ 500 mm