



倉俣史朗 Imperial キャビネット|Memphis Milano 1981年|黒塗装・ロールシャッター式
1981年に倉俣史朗が手がけた「Imperial」は、彼のメンフィス期を象徴するキャビネット作品。
黒一色のフォルム。ロールシャッター式の開閉機構。
直線と曲線が交錯するその構造は、静かで、厳格で、どこか神殿建築を思わせます。
用途を超えて存在する「形」。
これはもはや家具ではなく、空間を制御する構造体の詩です。
特徴
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倉俣史朗による1981年デザイン
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Memphis Milanoより製造・発表されたキャビネット
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シャッター式開閉構造/内部収納スペースあり
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端正なブラック塗装仕上げ
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直立形状による彫刻的佇まい
このアイテムが似合う暮らし
生活のための道具ではなく、空間に輪郭を与える存在として。
白い壁に、黒の直立体が影を落とすとき、時間が一瞬止まったように感じられるかもしれません。
何も入れず、ただ置いておく—そんな選択肢も成立するキャビネットです。
素材・サイズ
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素材:木製構造、塗装仕上げ、ロールシャッター構造
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サイズ:W35.0 × D40.0 × H150.0 cm
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年代:1981年製
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製造元:Memphis Milano(イタリア)
状態
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デットストック
迎える理由
「Imperial」とは、権威・形式・静謐を内包する言葉。
倉俣史朗が空間に持ち込んだのは、機能の限界にある美であり、
このプロダクトはその象徴です。
実用のためではなく、「存在すること」そのものに価値がある。
そう感じられる方にこそ、受け継いでほしい一点です。
※こちらの商品はすでにお迎えいただきました
ご覧いただき、ありがとうございました。
選品舎では、こうしたプロダクトを記録し、アーカイブとして未来に継いでいきます。
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