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Mogens Koch Table Beech wood Rud Rasmussen モーエンス・コッホ 折りたたみテーブル ラズムッセン

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インターネットのヴィンテージ家具店がどのような視点をもって物販をしていければと当時は考えていました。家具は倉庫を借りないと回らない面もあります。1点1点の商品サイズが大きいですし直ぐに売れるというモノでもありません。また右から左へ仲介できるような実力は私にはありませんので、色々と考えてみたわけです。
家具の大きさを理由に買うことを見送った作品もありますし、管理の甘さから作品を傷つけてしまったこともあります。

80%以上のお客様は日本国内にお住まいの方々ですので、私が買い求める家具の管理のし易さや日本の住環境を勘案したときにキーワードとして浮かんだことは、スタッキングとフォールディング。”重ねて収納できること”や”折り畳めること”でした。

椅子は占有面積を必要とし、積み重ねとしても一苦労します。商品を傷つけて価値を落とすわけにはいきません。そこで椅子よりも面積に困りにくいだろうスツールだけを、集めてみようかと考えてあれこれ集めて行きました。

大方浮かぶところは手に入れたと思います。たとえば、チャールズ&レイ イームズ、シャルロット・ペリアン、イサム・ノグチ、ナナ・ディッツエル・柳宗理など天童木工社の作品などです。少しだけ深堀りして集めてもみましたが、モダンデザインの範囲の中では限りが出てきます。私の興味の範囲もありますので尚更です。

2020年4月12日(日曜)にこの記事をアップデートとして書いています。

今回紹介するモーエンス・コッホのフォールディング・テーブルは、販売した当時は復刻品もありませんでしたし、来歴もよかったので、すぐに次の所有者の元へお譲りすることができました。

これからのモノの価値が変化する中で生活に必要な道具として以外の機能&付加価値。の”&”が必要になってくるだろうと想像しています。生活環境が変わったときにリセールできることであったり、資産運用するなかでの価値もそのひとつだと思います。

時代は大きくシフトしていると感じます。モノが無くなるわけではないと思いますし、大きく2極化する中でヴィンテージ家具の価値は単にモノの価値を超えて、”捨てない”=”新しいものを買わない”などの付加価値も大きく付随してくると思います。対局で語ると白と黒がはっきりするのでいけませんが、新しいものを買わないということは作らないということ環境にも負荷をかけないということにもなります。

私の考えとしては何度も書いている通り”大切に物を扱うこと”を主張しています。その中で販売員の視点を大切に発信をしていければと考えています。

話が逸れましたので、次の作品の紹介文をアップデートしてみます。
ウェブサイトを1から作り上げた方が早かったようにも思いますが、時代に合わせながらトライしてみます。

Mogens Koch(モーエンス・コッホ)
Table Beech wood / Rud Rasmussen Denmark
Denmark
W720×D430×H270 mm

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