Grillo(グリロ)は、マルコ・ザヌーゾとリチャード・サパーによって、1966年にデザインされた、電話機です。
1960年代当時、他とは一線を画した近代的な構造は、まさに革命的なデザインでした。
この二枚貝のような構造は、1990年代以降に流通した「折りたたみ式携帯電話」のルーツとも言えます。
"Grillo"はイタリア語で「コオロギ」を意味しており、ベルの音がコオロギの鳴き声に似ていたことに由来します。
※この機種のベルの音は「ピピピピピ」動画にてご確認ください。
Marco Zanuso & Richard Sapper(マルコ・ザヌーソ & リチャード・サパー)
Grillo(グリオ)
Italy
T160(使用時220) × W75 × H70mm
日本式回線
プラグ材質プラスチック
【留意点】
消費電力はわずかで、しかも電話線/モジュラージャック経由で電力供給を受けるため
(電話線には低圧電流が流れている)、ACアダプタは必要ありません。
マルコ・ザヌーゾは、イタリアの主要なモダニスト建築家兼デザイナー。
リヒャルト・ザッパーは、ドイツの工業デザイナー、プロダクトデザイナー。
60年代からは共同でブリオンヴェガ社から発表したテレビ、ポータルブルラジオなど数多くのプロダクトを手がける。
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