1957年コペンハーゲンのSASロイヤルホテルのために、アルネ・ヤコブセンがデザインを手掛けたカトラリー。
目的別に分けてカトラリーをデザインされたわけではありません。
フォルムや素材にいたるまで、トータルでみてミニマムにデザインされています。
スタンリー・キューブリックが1968年に撮った映画「2001年宇宙の旅」では、宇宙船ディスカバリー号に乗った化学者が食事をするシーンでヤコブセンのカトラリーが使われています。
今回ご紹介する商品は、A.ミケルセン社製のサラダサーバーです。
現在はGeorg Jensenによって製作されていますが、このアイテムはそれ以前にA. Michelsenによって製造されたもの。
“A. Michelsen Stainless Denmark ” の刻印が残っています。
細かいキズなども少なく状態は良好です。
ミケルセン社製のサラダサーバーを見かける機会は少なく、箱にダメージがあるものの、このクオリティで出会える機会は珍しいです。
キューブリックの描いた21世紀で使用できる私たちのカトラリーなのかもしれません。
素材:ステンレススティール(マット仕上げ)
スチールタイプ:18/8
寸法:316 mm 317 mm
デザイン年:1957