2022年の最大のトピックはカプセルホテルに宿泊したこと。ヴィンテージ家具を探しに日本全国をぶらり旅
2023年の個人的な最大のトピックは、カプセルホテルの宿泊!が東の横綱です。
この記事は大阪から門司に向かうフェリーの中で書いたというより、スマホのメモ機能に残したもの。“ ブログの方向性 ” も定まっていないため、掲載すべきかほったらかしにしていました。
団体行動はあまり好きではないですし、若い頃に乗った〝青春18切符〟でみた親子の楽しげな姿は、アルバイトをして生計を立てていた時分にとっては痛々しく写り、貧困という言葉とともに連想してしまいました。
今となってはその家族の笑顔がとても羨ましく振り返りるときがあります。ゆたかさがそこにはあると感じているからです。
2022年から東京を中心に国内を行き来するようになりました。
始末屋ですから、旅行工程を想像してはパソコンと睨めっこ。基本はヤフートラベルの最安値を基準に、もちろん相部屋なんて嫌ですから、その次ぐらいに安いプランを選択してきました。コロナ明けと呼ばれる前でしたから、まだまだ宿泊代も今のように高くはなかったと記憶しています。
飛行機代金含めると、6〜7万円くらい。5、6泊してたのかなぁ。
ついつい地元にいると気持ちまで干からびてしまうように、定期的に外の空気を吸いたくなります。
仕入れの基本戦略はオンラインが中心ですが、旅費は必ずその時々の仕入れでペイをしなければ罪悪感に苛まれてしまいます。
犬も歩けば棒に当たる。
幸いにも私も似たようなところがあります。運良くも旅費はペイ。気分もフルチャージ!そうはいっても、次第にその計画も、本来の時間の使い方としては間違っているなと考えるようになるわけです。
〝なにか仕入れなければ〟そのストレスはちょっと辛い。仲間からもただ寝るだけでしょ。って言われたときは、1泊1万円近くなっていた頃には正直イラっとしたこともあります。
そのときの会話の中で〝カプセルホテル〟の話になったのです。
絶対むーりー。馬鹿じゃないの〜。なんて聞き流してたのですが、背に腹はかえられません。
全国を巡る金沢編で遂に実践したのです。
12時間以上運転してたどり着いた金沢で悩みに悩んで当日できるビジネスホテルは1万円台後半。さすがにそれは辛い。綺麗だと評判の良いカプセルホテルも8千円。これもむーりー。
意を決して決めたのが〝金沢家〟というカプセルホテル。
オーナー1人で運営されているであろうと想像する宿は、チェックインするための玄関扉を開けるのでさえオーナーへの携帯電話にしなければなりません。
自分に合わないと元も子もありませんから、連泊は希望せずに宿泊。
イビキは気になります。騒がしいのもやめてほしい。だけれど、駐車場無料で清潔なシャワーあり、洗濯機もガス乾燥機も無料で2,500円。
オーナー1人で運営されているにも関わらず清潔感があり高点!古いものを扱う身分としては失格ですが汚いことやものは嫌いなのです。金沢家は大大正解!
名古屋と広島ではタイミングが合わず、いつものビジネスホテルにを選択するのですが、私にとっては3つ星ホテルへと変貌してしまいました。途中に立ち寄った大阪では、今どきカプセル3,500円。
本番は東京!宿泊費を抑えることができれば自由度が大幅に増します。
大阪の知人に教わった五反田の宿を選択。荷物置き場が小さいことやシャワールームが外国の監獄のようなことには衝撃を受けましたが、これはこれで楽しい。
もはや他人のいびきでも寝れることすら発見であり成長っす。
宿泊費はいままでの1/2。逆に食事代の方が高いことにすら、目がいく私は始末におけません。
今回は東京までいき、倉俣史朗さんが内装を手掛けた静岡にあるバー〝コンブレさん〟にお邪魔して、ぷらっとこだま(新幹線)で大阪で仕入れを済ませて、なんとフェリーの寝台にいます。5,800円
ギリギリまで旅行の工程を悩んだ挙句の末の決断でしたから、途中の宿は半個室の7,500円と高くついたものの。
効率を上げることよりも人生のゆたかさに目を向けるようにしています。
フェリーの執着は天神(福岡の繁華街)!とはいかず早朝の門司港ですから、金額的にはベストプライスではありません。
最安値のバスよりも、時間的にも早い新幹線よりも長時間12時間半。フェリーで浸かる湯船にも感動しましたし、親切・新鮮な体験にも出会えた。
人生っていつも儚いって思っています。
世界的に大成功さてた方や御伽話のようなエピソードなども耳にします。まぁ、ひとはひとですからね。
いつも丁寧に深呼吸しながら楽しみたい。
いろんな話も見聞きしますよ、まったくです。ぜんぜんブログに書けないじゃん!
そんなことばかりです。
旅費問題が一先ず解決しましたから、もっと身軽にフットワーク軽く歩いていきます。
みなさまもよき人生を!
[今回仕入れたもの]
イタリア製ヴィンテージ照明
イギリス人陶芸家の器
家具のカタログやチラシ類 → 年末に市場に戻して、結局廃棄してしまった
絵画の古書籍
雑誌
コムデギャルソンの招待状
雑貨
あとは大切な思い出ですかね
大好きな仲間と過ごした中華の夜も修学旅行気分で訪ねて静岡。幸いにも観測所にも連れてっていただきました。
ギャラリーで旧知の仲間と偶然出会えたことも。やっぱりよい思い出だ。
あ!世田谷の写真展もよかったです。
色々と書きすぎるほどに有意義だったんだと感じる。
2024年も青春したいです。
新しいと感じること、前のめりに挑戦したい!