「目を養う」とは、暮らしの感度を高めること──家具とアートのあいだで

ブログには、ふたつの種類があります。
目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。

よく見ると、違うものに見えてくる。
アートも、椅子も、似ているところがある。

目を養う、という言葉がある。
モノを見る力を静かに育てるということ。
それは案外、暮らしを変える近道かもしれない。


■ 見ることから、選ぶことは始まっている

似たような椅子でも、ほんの少し違う。
角の丸み、素材の質感、背中の角度。
使ってみてから気づくより、見ている段階で気づけたらうれしい。

そういう「見る力」は、訓練で育てることができる。


👉 この椅子のように、“構造そのものが美しい家具”は、目を養うことで初めて気づける存在かもしれません。


■ アートと家具は、どこか似ている

作品を観るときの視点は、家具にも通じるものがある。
構造の美しさや、バランス。
そこに置かれた理由まで想像できるようになると、見え方が変わる。

📖 選品舎の読みもの:公共空間に宿る美意識
都庁の食堂から始まる、名前のない整った空気についても書いています。


■ 暮らしに“見る力”を持ち帰る

日常の中で、何気なく視点が変わると、暮らしの景色も変わっていく。
家具はそこにあるだけで、感覚を導いてくれる。

🪑 選品舎の家具一覧を見る
“見ていたつもり”の家具が、“感じられる”家具に変わるかもしれません。


選ぶより先に、目を養う。
暮らしはそこから変わり始める。


──────────────
Helveticaは、
目を育て、空間に置くものを選ぶ人のためのオンラインショップです。

家具を見る読みものを読む選品舎について

──────────────


ほかの記事も読む: