新宿の夜景と都庁職員食堂:文化服装学院の思い出

都内に出掛けるたびに都庁の職員食堂に足を運び、夜食をいただきます。

「えっ、なんで?」と思われるでしょうが、文化服装学院に通っていた時分、帰りにこの食堂をよく利用していたからです。振り返ると、もう20年以上も前の話になります。

最近の言葉で言うと“エモい”というワードで表現できるかもしれません。

今でも600円くらいで食事をいただけるので、展望料金を考えると、なんだか無料でご飯をいただいているような気持ちになります。当時からよくそんなことを考えていました。

注意点として、都庁の食堂に行くためには、来庁手続きが必要です。専用の端末でタッチペンを使い、名前と連絡先などを記入しなければなりません。

昔はノールックで上まで上がれたことを考えると、セキュリティが厳重になっていることに考えが巡ります。

夜食は、カレーと定食2種の3パターンがあり、カレーはワンコインでお釣りがくるので、非常に安いです。お値段は480円。

学生時代は1番眺めのよい南側の席を陣取っていましたが、今ではお酒を注文しないと座れないというルールに変わっています。

ガラスの反射で食堂からの景色は、正直なところあまり良くはありませんが、それでも“懐かしい”と感じるので通いたくなってしまいます。

サムネイルの写真は南展望室45階からの景色です。麻布台ヒルズが建設されて以来、東京タワーが見えなくなってしまったのは残念ですが、それでも絶景に変わりはありません。

しかも無料で行けます。手荷物検査はありますが、来庁手続きは不要です。

20代前半までの私は都内の高層タワーからの眺めが大好きで、色々な建築物の展望台に行きました。

この周辺ではNSビルからの景色もよかったのですが、新宿の街並みが変わったせいで、今ではあまりお勧めできません。

レストランフロアは安価なので、夜景とともに楽しみたい方にはお勧めです。NSビルのシースルーエレベーターもぜひご利用ください。

家具屋のブログには不必要な記事ですが、たまにはこういう記事もよしとします。

甲州街道沿いにあった、さくら銀行や牧場のアイス、地下通路、ジャンクフードのフライドポテト。これらも思い出です。

振り返ってみても、あまりにも忙しかった文化服装学院の特に1年生には戻りたくありません。この夜景を見ていると、いろいろと考えに耽ってしまいます。

ここから余談です。

最近は資料探しと称して古書籍を中心に買い集めていますが、これが私の本来やるべき業務なのかと考えることもあります。

色々と買ってきましたので、よかったら販売サイトをのぞいてみてくださいね。