




Tapio Wirkkala Art Object 3337|コームカットのガラス作品|タピオ・ヴィルカラ Iittala製 1956年刻印
静かな凹凸に、手の動きが残る。
こちらは、フィンランドを代表するデザイナー**Tapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)**が1950年代に手がけたガラス作品「Art Object 3337」。
**1956年刻印入り(TAPIO WIRKKALA IITTALA-56)**の個体で、重厚なクリスタルガラスの表面には、**櫛で引いたような繊細なカット(コームカット)**が施されています。
製造は1952年〜1960年。視覚だけでなく、触覚でも楽しめるテクスチャー。
表情のある面が光を受け、角度によって立体的に揺らめくような陰影を描き出します。
特徴
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タピオ・ヴィルカラによる1950年代のガラスアート作品
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コームカットによる立体的な質感
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カットサイン「TAPIO WIRKKALA IITTALA-56」入り
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彫刻的でありながら、どこか静物画のような佇まい
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見る角度によって表情が変わる立体構造
このアイテムが似合う暮らし
テーブルの中央に、あるいは書棚の中段に。
照明の光を受け、あるときは影を描き、あるときは光そのものになる。
この器は、空間に“気配”を与えるためのオブジェとして機能します。
素材・サイズ
ブランド: Iittala(イッタラ)
デザイン: Tapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)
モデル: Art Object 3337
製造国: Finland
製造年: 1952〜1960年(サインは1956年)
サイズ: 約 幅180 × 奥行150 × 高さ40 mm
状態
経年による表面のスクラッチ傷、および製造時の気泡が数箇所見られます。
割れや欠けはなく、ヴィンテージ品としては良好なコンディションです。
「時を経た素材の美しさ」として、受け入れていただける方へ。
迎える理由
タピオ・ヴィルカラの手によって彫られた線は、単なる装飾ではなく、素材と向き合う動きそのもの。
この器には、その痕跡が今も生きています。
手に取って光に透かしたとき、思わず黙ってしまうような密度がある。
それこそが、長く残るガラス作品の本質なのかもしれません。
※こちらの商品はすでにお迎えいただきました
ご覧いただき、ありがとうございます。
選品舎では、このようにアーカイブとして残すことで、「出会いの記録」を未来へ継いでいきます。
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