



Shiro Kuramata Bar Handle 1973|倉俣史朗 バーハンドル|ウエスト社復刻モデル
触れることで、空間そのものに触れる。
こちらは、1973年に倉俣史朗がデザインしたバーハンドル。
後年、ウエスト社により復刻販売されたモデルであり、現在は流通数も少なくなりつつあります。
一見すると、ただの直線的なハンドル。
しかし、手で握った瞬間にわかる——それが倉俣の仕事であるということを。
引く、開く、触れるという行為そのものが、空間との対話になるような構造美を備えた一点です。
特徴
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倉俣史朗による1973年のデザイン
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ウエスト社による正規復刻モデル
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木製・ガラス扉に対応
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極限までミニマルでありながら、存在感のある造形
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建築金物という機能を超えた、オブジェとしての佇まい
素材・仕様
対応扉: 木製・ガラス製扉いずれも可
取付方法: ネジ式(M8×60ナベネジ ×2本付属)
対応扉厚: 8〜40mm
このアイテムが似合う暮らし
ミニマルで静謐な建築空間に。
倉俣の意匠に共鳴する家具やアートが置かれた場所に。
ハンドルとしての役割を超え、空間の重心を少しだけずらすような存在として、この一点は生きます。
迎える理由
ハンドルという“道具”に、詩的な解釈を与えたデザイナーは、そう多くありません。
このバーハンドルには、倉俣史朗の思想が静かに染み込んでいます。
それは、「日常の一部に詩を宿す」という、彼の永遠の試み。
※こちらの商品はすでにお迎えいただきました
ご覧いただき、ありがとうございました。
選品舎では、こうしたデザインの記憶をアーカイブとして残し、次の世代に継いでいきます。
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