1972年に開館した栃木県立美術館の什器としてデザインされたスツールが元となり、後にティーテーブルを加えて1974年に天童木工より発表された柳宗理デザインの ”紋次郎シリーズ” 。
木枯らし紋次郎が被っていた三度笠の形に似ていることからいつしか“紋次郎“と柳事務所のスタッフが呼び始めたものが定着しその名が付けられました。
量産することが非常に難しいことから、かつて生産していた天童木工、BC工房では既に廃盤となり、2007年からは飛騨産業でろくろ挽き技術を使い作り続けられてます。
知る人ぞ知る柳宗理の隠れた名作椅子です。
プロダクト製品らしからぬ、アフリカのウッドスツールを眺めているような印象さえあります。「存在感」
今回の商品は、2000年ごろに製作され、BC工房さんの倉庫に眠っていた1品です。
20年の時を経て市場に登場した輝き。小傷はあるものの、コレクターも納得の美しさ。
この機会にお求めいただければと思います。
Designed by Sori Yanagi
Made in Japan
Easy Chair “Yangi” / BC Kobo
サイズ:W 330 × D 330 × H 300 mm