


第11回東京国際版画ビエンナーレ展 カタログ|倉俣史朗・磯崎新・李禹煥 出展|1979年
1979年に開催された「第11回東京国際版画ビエンナーレ展」の公式カタログ。
本展は、「版画とは何か」「版を用いた作品とは何か」という問いに、国際的視点から応答した重要な展覧会でした。
出展作家には、倉俣史朗・磯崎新・李禹煥ら、後の美術史・建築史に名を刻む人物も名を連ねています。
本カタログには、倉俣が生前に制作した版画作品も掲載。
国際審査員による選考結果、出展作品262点、出展作家99名を網羅し、資料価値の高い一冊となっています。
特徴
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デザイン:勝井三雄/写真:奈良原一高
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東京国立近代美術館による公式記録
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国際展としての構成・展示思想も読み取れる内容
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美術館・研究者向けの資料としても価値が高い
このアイテムが似合う暮らし
アーカイブや美術資料の整った静謐な空間に。
資料として手元に置きながら、版画の拡張と実験性を見直したい人に。
建築・現代美術・デザインの交差点を辿るような読解にも適しています。
素材・サイズ
・出版社:東京国立近代美術館
・刊行年:1979年
・サイズ:約 24cm
・ページ数:記載なし(複数作家・図版構成)
状態
経年のわずかなスレはあるものの、全体として良好です。
迎える理由
倉俣史朗が残したわずかな版画作品の記録として、また磯崎新・李禹煥らが関わった1970年代末の国際展の動向を知る一次資料として——
この一冊が記録しているのは、「版画」という形式を越境し始めた時代の空気そのものです。
※こちらの商品はすでにお迎えいただきました
ご覧いただき、ありがとうございました。
選品舎では、こうしたプロダクトを記録し、アーカイブとして未来に継いでいきます。
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