［建築展図録］Christian de Portzamparc: Urban Situations｜都市という場を読み解く、11のヴィジョン

1991年、東京のギャラリー間で開催された、フランスの建築家 クリスチャン・ド・ポルザンパルク の展覧会「Urban Situations」。
本書はその展示にあわせて制作された図録であり、都市という複雑な環境に向き合うための、建築家の思考とスケール感が凝縮された一冊です。

展示では、ポルザンパルクが提唱した都市形成の原理「ブロック」に基づく、フランス各地の11都市プロジェクト（ナント、メス、モンペリエ、ボルドーなど）が紹介され、建築・社会学・心理学を横断するアプローチが模型や図面とともに表現されました。

現代都市における秩序と流動のはざまで、建築はいかにして“場”を形成できるか。
その問いに触れるには、今なお有効な資料です。

書誌情報

• 書名：『Christian de Portzamparc: Urban Situations』

• 編集・発行：ギャラリー間

• 刊行年：1991年

• サイズ：29.7 × 21 cm（A4判）

• カバー：ソフトカバー

• 状態：日焼けなど経年の傷みあり。全体として良好な保存状態。

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都市を読む眼差しが、空間の未来をひらく。
──11のプロジェクトから、建築的思考の軌跡をたどる。