高松伸さんがデザインした「カップ&ソーサー」をご案内いたします。
この展覧会では建築家が器をデザインして、それを誰かに贈る、という仮定のストーリー(物語)があります。
カップをソーサーに乗せたときに収まりが少し不安定です。乗らないということではありませんが、緊張感があります。
取っ手の構造は高松さんだからこそ生まれた造形だと思います。
何度も見てしまうほど美しく、取っ手のカタチは機能としても役割を果たしています。
建築家シリーズの中でも私好み。飾る喜びを与えてくれるプロダクト。
箱はございませんのでご注意ください。
ぜひこの機会にご検討ください。
【サイズ】
Φ77 × 80 mm
【ソーサー】
Φ140 × 25 mm
高松伸氏について
建築家。 京都大学名誉教授。工学博士。一級建築士。株式会社高松伸建築設計事務所代表取締役。日本建築学会会員、アメリカ建築家協会名誉会員 、ドイツ建築家協会 名誉会員、王立英国建築家協会会員 。また、独自の建築論を展開し、著述家としても有名。主な著書に、陽のかたち(筑摩書房)、王国(青幻舎)、夢のまにまに夢を見る(TOTO出版)、もうひとつの家(インデックスコミュニケーションズ)などがある。