



日本人の椅子 Do Love Chair|柳宗理・渡辺力・長大作・織田憲嗣|CONFORT臨時増刊(2001)
柳宗理の仕事場に差し込む光。
渡辺力が語る椅子の「安楽」。
織田憲嗣が案内する“椅子の本”たち。
長大作の静かな問いかけ――「私のリ・デザインとは何か」。
2001年、CONFORT誌の臨時増刊として刊行された本書は、25人の椅子デザイナー/職人たちの実践と哲学を丹念に記録した一冊です。
読み物としての密度が高く、単なるビジュアルブックではなく、「読む椅子の本」と言っていい内容です。
特徴
・柳宗理・渡辺力・長大作・織田憲嗣など、重要人物が多数登場
・各作家の椅子だけでなく、仕事場・思考・プロセスまで掘り下げて紹介
・デザイン評論・素材知識・製作工程など、読み応えあるエッセイも多数収録
このアイテムが似合う暮らし
・椅子を「道具」でなく「思想」として捉える住まいに
・クラフト、プロダクトデザイン、設計、編集など創作の現場に
・家具を語る本を、家具のそばに置いていたい方へ
書誌情報
・編著:鈴木惠三
・出版:建築資料研究社(CONFORT臨時増刊)
・刊行年:2001年11月10日
・ページ数:152ページ
・判型:B5
・装丁:ソフトカバー
状態
経年なりの薄いスレ、裏表紙に軽い汚れがありますが、中身は良好。読むのに支障ありません。
迎える理由
この本には、椅子を語る言葉の重さと温かさがある。
美しく座るために、作る人・使う人がどんな会話を交わしてきたのか。
その軌跡を、ページをめくるたびに追体験できる一冊です。
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