アルヴァ・アアルトのデザインした、ホワイトベースの中でも珍しいもの。金型ではなく木枠から形どられた貴重な作品です。ittala社製。
現行品では市販されていないカタチのため、コレクターの皆様にもお薦めいたします。
木枠で形どられた作品は、ガラス表面に独特の畝りが生まれその表情が何とも言われぬ味わいとなり、飽きない景色を堪能できることでしょう。
私自身も今までに複数個のアアルトベースを購入してきましたが、木枠で焼かれた作品を手に入れると現行品のシリーズでは物足りなくなりました。
ガラス素材の表情で人の感情に変化をもたらす魅力が今回の作品にもあります。
ヴィンテージの証である”三角ステッカー”も残っています。
作品名:アルヴァ・アアルトコレクション ベース 267mm /ホワイト
フィンランドを代表する近代建築・デザインの巨匠、建築家アルヴァ・アールトのデザインしたガラスの花瓶です。
1936年に発表され、翌年開かれたパリ万博に出品されました。
80年前、北欧 Finlandでこの花瓶がデザインされた頃、その曲線のフォルムはとても革命的で、流れるような有機的なフォルムのモチーフは、フィンランドの湖の形、白樺の根本付近の断面形状など、諸説存在しています。アアルトの花瓶は世界で最も有名な花瓶の一つであり、20世紀のシンボルともフィンランドデザインの象徴とも言われています。
花瓶の美しいラインは、水を入れたときに反射しあい、花を生けたときに使いやすく、活ける植物との色遊びを楽しむのはもちろん、そのままオブジェとして飾っても美しいベースです。ベースは、イッタラの工房で今でも熟練の職人7人が力を合わせて手吹きで制作しています。
デザイナー名:Alvar Aalto/アルヴァ・アアルト
フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家、都市計画家、デザイナー。
スウェーデンのグンナール・アスプルンドと並んで、北欧の近代建築家としてもっとも影響力があった1人であり、その活動は建築から家具、ガラス食器などの日用品のデザイン、絵画までと多岐に渡っています。モダニズムに対する人間的なアプローチで知られています。
メーカー: iittala/イッタラ社
1881年「イッタラ」は、ガラス製品製造メーカーとして森と湖の国フィンランドの大自然の中にあるイッタラ村の小さなガラス工場で誕生しました。
当初イッタラは、ヨーロッパモデルに従って、吹きガラス、型押しガラス、磨きガラス、彩色ガラスおよび彫刻ガラスを作っていましたが、
装飾本位のディナーセットを機能的かつ美しい、プログレッシブなスカンジナビアン・デザイン作品へと変えた最初の企業の一つでした。
ガラス吹きマイスター、ピーター・マクヌス・アフラハムッソンによる高品質のガラス器は、「特別の輝きを持ったガラス」として当時の人々を魅了し、それ以来、その美しい輝きと伝統のクラフトマンシップを今に継承するガラスメーカーとして、高品質で高感度な製品を作り続けています。
?デザイン界の巨匠、カイ・フランクおよびアルヴァ・アアルトのガラスを幾何学的な形から「解放」し、有機的で生きた形という印象を作り上げたいというプログレッシブな哲学は、今もイッタラがイッタラらしくあれるよう、息吹を与え続けています。
近年はガラスにとどまらず「テーブルウェアの総合ブランド」としてコレクションも充実させており、シンプルでモダン、美しいフォルムは使いやすく、また素材を越えた色の組み合わせを楽しむことができます。
本体サイズ (mm):最大横幅267 最大縦幅:273 高さ:164 mm
材質:高品質ガラス
カラー:ホワイト
【商品の状態】
上部の縁に数カ所チップがありますが、見栄えを損なうものではないと考えます、状態を考慮してお値段に反映いたします。
ご不明点などございましたら気兼ねなくお気軽にお問合せください。