Lucie Rie｜Opening Exhibition Catalogue（Galerie Besson London 1988）

かたちは、完成する前よりも、
成熟した瞬間に最も静かになる。

本書は、1988年にロンドンのGalerie Bessonで開催された
Lucie Rie Opening Exhibitionの公式カタログです。

英国スタジオ・ポタリーの中心にいたルーシー・リー。
装飾を削ぎ落とし、
釉と輪郭だけで器を成立させたその仕事は、
同時代のHans Coperとともに語られるべき存在でした。

薄冊ながら、
これは作品集ではなく展示の記録。
「その年、その場所で、何が提示されたか」を
正確に残しています。

特徴

• Lucie Rie 展覧会公式カタログ

• Galerie Besson（ロンドン）発行

• 1988年 Opening Exhibition の記録

• Hans Coper と同時代・同文脈

• 英国スタジオ・ポタリー史を理解するための一次資料

このアイテムが似合う暮らし

飾るための本ではありません。
棚の中央ではなく、
手を伸ばせば届く位置に。

器を見る前、
かたちを考える前に、
一度ここへ戻るための一冊です。

書誌情報

・作家：Lucie Rie
・発行：Galerie Besson
・刊行年：1988年
・ページ数：16ページ
・サイズ：20.5 × 25.5 cm
・言語：英語

状態

中古品（並〜良好）
大きなダメージはなく、通読・鑑賞に支障はありません。

迎える理由

Lucie Rieの仕事は、
「使われる器」から
思想としてのかたちへと移行していきました。

このカタログは、
その成熟期を示す展示の断面。

Hans Coperと並べて初めて、
時代の輪郭が立ち上がります。

発送について

ご注文後3〜5営業日以内に発送いたします。
年末年始はお届けにお時間をいただく場合がございます。

ご購入前に不安な方へ

▶ ご購入の流れを見る