GEORGE NAKASHIMA WOODWORKERS［通常版］ジョージ・ナカシマ 桜製作所

サイズ：17 × 23.5 cm ｜ 約100ページ（表記あり） ｜ カバーは外してミニポスターにも

ページをひらくと、ふわりと木の香りがするようです。

ジョージ・ナカシマの家具づくりの原点に、静かに触れる一冊。
本書は、彼の工房「George Nakashima Woodworker」の歩みを、図面や写真、そして手描きのスケッチとともに記録したアーカイブ集です。

一枚板に宿る木の表情、節や割れを生かす造形、素材と向き合うまなざし。
ナカシマさんの家具は、ただ美しいだけでなく、時間を味方につけることで「哲学」となっていきます。

1990年に亡くなった後も、彼の精神はニューホープと四国・高松の桜製作所の2つの工房で受け継がれています。
桜製作所の仕事には、ナカシマさんへの敬意と、手仕事に対する誠実さが通っています。

この本には、製品写真や図面に加え、構想段階のスケッチも豊富に収録されています。
カバーは外すと一枚のミニポスターになり、工房の空気をそのまま壁に飾るような体験ができます。

家具を大切に使おうという気持ち。
ものと静かに向き合う姿勢。
この本を手に取ると、そんな気持ちが自分の中にもふっと立ち上がってくるようです。

ページをめくるたび、木漏れ日のような時間が流れていきます。
全編英語ですが、言葉よりも先に伝わってくるものがあります。

あなたも、新緑の季節に出かけてみませんか。
木と語り合うような静かな旅に。

▶ 関連資料（外部リンク）

 The One Club｜GEORGE NAKASHIMA WOODWORKERS Process Book（英語）

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