清家清 日本現代建築家シリーズ〈5〉 / 新建築社 1982年初版 / 作品・図面・テキスト収録の建築資料

戦後日本の住宅建築を語るとき、清家 清という名前は避けて通れません。
本書は、新建築社「日本現代建築家シリーズ〈5〉」として1982年に刊行された一冊で、
住宅作品を中心に、清家建築の思想・構法・言葉が立体的に読み取れる貴重な資料です。

「私の家」「森博士の家」「数学者の家」「赤倉サンクラブ」など、
清家がもっとも成熟した時期に手がけた住宅が数多く収録され、
写真・図面・テキストがほどよい密度でまとまっています。

建築論考、研究ノート、講義録、インタビュー、評論家による論文まで網羅され、
建築研究に必要な“まとまった一次情報”としての価値も高い一冊です。
思想と空間を併読できる構成は、現代の実務家にとっても手元に置く意味があります。

特徴

・清家 清の主要な住宅作品を幅広く収録
・1950〜70年代の建築写真・図面が豊富
・建築論考、研究ノート、対談、インタビューを収録
・「10人10問100の回答」など当時の貴重な証言も掲載
・建築史研究、教育、アーカイブ用途に向いている

このアイテムが似合う暮らし

・建築を“図面だけでなく思想から”読み解きたい方
・一次資料を手元で開きながら学びたい建築学生
・設計事務所の資料棚に静かに置いておきたい方
・戦後日本の住宅建築の変遷を追いたい研究者

書誌情報

・出版社：新建築社
・シリーズ：日本現代建築家シリーズ〈5〉
・刊行年：1982年
・仕様：ソフトカバー
・ページ数：208ページ
・サイズ：295 × 220 mm

状態

表紙に軽いスレ・ヤケがありますが、
本文の紙質・綴じともに良好で、通読・資料活用には問題ありません。
写真の通り、全体的にきれいなコンディションです。

迎える理由

・清家 清の住宅思想を俯瞰的に理解できる数少ない一次資料
・多くの作品が一冊に集約された保存性の高い構成
・市場での流通量が少なく、今後さらに入手が難しくなる可能性
・静かな資料として棚に置くだけでも“時代の空気”を保つ一冊

発送について

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