








静かな土の旅|Adam Silverman《Untitled 2021》
Adam Silverman untitled 2021
商品紹介
本作品は、小さなサイズながらも存在感が際立つ美的なアイテムです。
床の間や畳の空間に置かれると、その風格は一層引き立ちます。茶道の世界にも通用するという、アダム・シルヴァーマンの繊細な感性が宿っています。
月面のクレーターを思わせる独特の質感は、高温焼きした釉薬が沸騰した結果生まれたもの。
ミッドセンチュリーに流行した溶岩釉の技法を思わせます。これにより、ロサンゼルスで活動したナッラー夫妻が象徴するアメリカのモダンクラフトを彷彿とさせます。
ただ一つの作品で部屋の雰囲気を一変させたい方、
アートや美術に深い興味をお持ちの方におすすめの一品です。
置くだけで空間に深みと個性を添え、日常に新たな視点と発見をもたらします。
この家具が似合う暮らし
- 情緒ある暮らしに
素材・サイズ・状態
素材:セラミック
サイズ:H16 × W15 × D15 cm
制作年:2021年
状態: 状態良好
その他:エディション オリジナル / サインあり
アダム・シルヴァーマンについて
アダム・シルヴァーマン(Adam Silverman)は1963年、ニューヨーク生まれの陶芸家です。
コネチカットで育ち、ロサンゼルスのロードアイランド・スクール・オブ・デザインで建築とデザインを学びました。
その後、建築家として店舗設計などに携わり、1991年にはマイクD(ビースティー・ボーイズ)や友人イライ・ボナーツらとともにファッションブランド「X-LARGE」を設立します。
2003年、ロサンゼルスに工房「Atwater Pottery(アットウォーター・ボッタリー)」を設立。
作陶から梱包・配送まですべてを自身で手がけるスタイルを貫きました。
彼の作品に特徴的な、月面クレーターのような質感は、高温で焼かれた釉薬が沸騰することで生まれたものです。
ミッドセンチュリーに流行した溶岩釉を使った作品など、ナッラー夫妻に代表されるアメリカのモダンクラフトの精神も色濃く感じられます。
また、日本の民藝思想にも深い共鳴を持ち、益子にて濱田庄司の轆轤や窯に触れた体験は、彼にとって大きな影響となりました。
妻であるアーティスト、ルイーズ・ボネットとの共作による陶器作品や、指の痕跡を生かしたフィンガープリント技法など、
素材と対話するかのような自由で奔放な作陶スタイルは、次世代を担う陶芸家として高く評価されています。
彼の作品には、カリフォルニアという広大でスピリチュアルな土地のニュアンスが、確かな温度をもって宿っています。
発送について
この商品は受注後5〜10営業日以内に発送いたします。
※年末年始など長期休暇時は、通常より発送までお時間をいただく場合がございます。
ご購入前に不安な方へ
オプションを選択








