Guido De Zan 花器 アート作品【6】｜ミラノのアトリエより｜グイド・デ・ザン 陶芸

ミラノ、サン・ロレンツォ聖堂の傍に佇むアトリエから。
陶芸家グイド・デ・ザンによる、静かで力強い花器。
一見自由な線描は、東洋の表意文字、日本文化、禅の哲学──そうした沈黙の文脈に根ざしています。

またその表現は、サイ・トゥオンブリーやマーク・トビーといった、1950年代アメリカ抽象絵画にも通じるものがあります。

角度によって表情を変える造形。
床の間にも素直に溶け込み、花を挿すことでその奥行きはさらに広がります。
一点の存在が空間に与える影響──それを静かに証明する作品です。

特徴

• ミラノの旧市街にあるアトリエで制作

• 東洋思想、禅、表意文字からの影響

• サイ・トゥオンブリー等の抽象絵画からの着想

• 見る角度により印象が変わる立体構成

• 海外オークション市場でも評価が高まりつつある作家

このアイテムが似合う暮らし

静けさを大切にした空間。
現代的でありながらも、余白と余韻を尊ぶ暮らしに。
茶室、床の間、あるいはミニマルなリビングの一角に置くことで、造形と空気が呼応します。

素材・サイズ

• 素材：陶器（アーティスティックセラミック）

• サイズ：約 W170 × D55 × H260 mm

• 制作地：イタリア・ミラノ

• 作家：Guido De Zan（グイド・デ・ザン）

状態

ひびや欠けはなく、保存状態は良好。
作品の特性上、釉薬の濃淡や手跡が見られますが、すべてがこの一品の個性として表れています。

迎える理由

装飾性よりも、精神性。
この作品は、視線の内側に語りかけるアートピースです。
暮らしの中に置かれることで、その場に思索と静けさを宿すでしょう。
今後、さらに評価が高まる可能性を秘めた作家でもあります。

※こちらの商品はすでにお迎えいただきました

ご覧いただき、ありがとうございました。
選品舎では、こうしたプロダクトを記録し、アーカイブとして未来に継いでいきます。