









【希少】倉俣史朗 壁掛けミラー|筑波センターホテル特注モデル・ブラック|1980年代ヴィンテージ
本作は、筑波センターホテルのツインおよびセミスイートルームに設置された、倉俣史朗デザインによる特注ミラーです。
設計を手がけたのは磯崎新。その建築空間の一部として、倉俣は家具と備品を構成しました。
今回ご紹介するのは、ナチュラル色よりもさらに流通数の少ないブラックモデル。
壁面から数センチ浮かせて設置される構造になっており、鏡面の“軽さ”と“余白”を強調するデザインが施されています。
無垢木枠の質感とゆがみのないミラー面が、静かに空間の空気を整える。
その表現はまさに、倉俣が照明やガラスに込めた「透明な構造」への感性の延長にあります。
特徴
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デザイン:倉俣史朗(Shiro Kuramata)
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導入施設:筑波センターホテル(設計:磯崎新)
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カラー:ブラック(ナチュラルモデルに比して希少)
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素材:無垢木枠 × フラットミラー
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サイズ:W500 × D55 × H800 mm
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製造国:日本
このアイテムが似合う暮らし
白壁に軽く浮かび上がるように設置される構造は、
鏡であると同時に、光と空気の“枠”を提示するオブジェとして機能します。
姿見として使うというよりも、空間の“奥行き”をつくるための静かな装置として。
倉俣が設計した時間のひとしずくを、暮らしの中に迎える感覚です。
状態
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ヴィンテージのため経年変化あり
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ミラー面に大きな歪みや劣化はなし
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木部にわずかな擦れあり(全体として良好)
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現状にてお渡し(詳細は別途お問い合わせください)
迎える理由
倉俣史朗によるプロダクトの中でも、建築とセットで制作された備品類は流通数が極めて少なく、
その存在は家具でもオブジェでもない、“建築の一部”としての価値を持ちます。
このミラーは、空間と視線、そして自己認識に対する倉俣からの問いかけそのものです。
ただの鏡ではない、“見え方”の構造体として受け継ぐ価値がある一作です。
※こちらの商品はすでにお迎えいただきました
ご覧いただき、ありがとうございました。
選品舎では、こうしたプロダクトを記録し、アーカイブとして未来に継いでいきます。
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