



『wind No.23』(1993年夏号)|メンディーニ、マウラー×アラッド、川久保玲、ドローグ、ニューソンを辿るデザインアーカイブ
1993年夏に刊行されたインテリアデザイン誌『wind』第23号。
メンディーニの象徴的展示「Museum Market」をはじめ、インゴ・マウラー×ロン・アラッドによる共同インスタレーション、川久保玲が桐を素材に制作した7点の新作展示など、前衛的なデザインシーンが濃密に記録された一冊です。
また、ドローグ・デザインの展示、モローゾ社によるマーク・ニューソンの新作展など、のちに重要作家となるデザイナーたちの初期動向も追える貴重なドキュメント。
「家具」や「インテリア」の枠を超えた、表現としてのオブジェクトを集めた90年代初頭の熱量が、誌面から伝わってきます。
特徴
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メンディーニの「Museum Market」展 詳細掲載
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インゴ・マウラー×ロン・アラッドによる実験的展示
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川久保玲が桐材で制作した7点の新作紹介
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ドローグ・デザイン、マーク・ニューソンなどの初期活動を記録
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ミラノサローネ1993(第32回)を軸に、多角的な視点で構成
このアイテムが似合う暮らし
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コンセプチュアルなプロダクトや空間設計に関心のある方
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インテリアの中に思想や時代性を取り込みたい方
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アートブックや建築書と並べて保存・参照したいアーカイブ志向の空間に
書誌情報
・判型:A4変形(約29.5×21cm)
・ページ数:120ページ
・言語:日本語
・発行:商店建築社
状態
経年に伴う軽微なスレ、背表紙に若干の反りあり。本文ページは概ね良好。全体として経年並~良好のコンディション。
迎える理由
“誰が見ても名作”ではなく、“記録しておかなければ消える風景”を写したデザイン誌。
現代ではまとまって読める機会の少ない、90年代デザインの発火点がここにあります。
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