【レポート】2023年6月の東京滞在から帰って。

現地に赴いて買付けをする作業は私にとっては新鮮な出来事のひとつです。
いままでは “画像と文章” だけ。それが売買の中心でした。
ときとして「しまったぁ」と痛い経験も何度となくあります。

商品を眼でみて交渉できるのは、良品か否かを一発で判断ができるため何よりも強い。
あとは商品をネット上に掲載するときに、良さをしっかりと伝えられるかが大切。
霞む場合も多いため、何事も勉強だと思ってやっています。

今回の買付けでは、昨年末から気に留めていた、とある店舗の家具の在庫確認もテーマとしてありました。
昨今の原材料費などの高騰の煽りを受けて各メーカーは価格改定を繰り返していますよね。
そのため在庫品の有無はいままでよりも大切に行なっています。
結論良品の在庫はなかった。価格が安いアイテムもありましたが、あまりピンと来なかった。

ヴィンテージ家具を中心としたラインナップから “自分の感覚” を信じて、もっと自由なセレクトに移行していく予定です。
ライフスタイルを提案することは変わらないですし、 “ものが行き先を選ぶ” パーパスも変わりません。

ウェブショップの中でカルチャーをどのように提案するべきなのか。
文章なのか、動画で運用すべきか。まずはやってみます。
新鮮です。

すっかり家具の価格が高騰していますね、以前の定価や相場が通用しなくなってきました。
高級腕時計や宝飾品、ヴィンテージTシャツ。全てにおいて値上がりしていますよね。
反面、時流の中で相場が低迷しているものや文脈もあります。
安いからと買っても売れない。売るまでに時間を要す。

SDGsやLGBTQのキーワードは2次流通市場でも今後も大きく左右していくものだと感じています。

あんまり私には関係のあることではなくて、もっと自分の感覚に向き合う方が正解に近づけるように感じています。

「何が新鮮に映りますか?」

東京へは毎月通っています。
最近の中心地は神保町界隈です。

以前は青山を中心に新宿、渋谷、個人事務所なども回っていました。

街を歩く理由は自分の感覚が正しいのか、時代に合っているのか確認するためでもあります。

いまは具体的なことをお伝えするのは控えますが、古書は熱いです。
劇的に熱い。

日常生活の中で私の感性を落とし込むには見せ方などでお金を必要になると考えていますので、少しお時間をいただけたらと思います。

掲載すべき商品が溜まってきました。
どの媒体を通じて提案すべきなのか、冷静になって考えてみます。

ものは大切に使ってこそだと思うから。
大切に愛用いただけるお品物を選んでいきたい。

あくまでもヴィンテージ家具販売員の頭の整理を目的に綴っています。
これまで大切にしていた文字サイズや画像などは当面はなしでいきます。