マルコ・ザヌーゾとリチャード・サパーによってデザインされた、電話機 Grilloの動作確認へいく

マルコ・ザヌーゾとリチャード・サパーによって、1966年にデザインされた、電話機 “Grillo(グリロ)” についてお問合せいただきました。商品URLはこちら、https://vintagekagu.com/products/telephone_grillo

他店では5万円で売られていることもあるお品物は、私も動作未確認だったため、ジャンク品として値下げを行ってきて現在の価格になっています。

動作確認についてお尋ねがありましたので、昨日、近所のよくしていただいてる建築事務所兼カレー屋さんの店舗にて動作確認を行ってきました。店舗の梯子は中々の距離でしたが、働き者の方と話せたのはよい刺激になった。

「動作はできましたか?」

コオロギのようにジリジリという着信音が鳴るのかと思いきや、ピピピピピという可愛らしい音がなりました。
別の電話の子機から音が鳴っているのかと感じたほどです。可愛らしい音をしていました。
通話もOK!

変に愛着がでてくるものの、あくまでもこれは商品なんだ。そんな風に考えながらお客様にご案内した。

近頃は固定電話を引かないことも多く、私もそのひとりです。

古い家電製品、灰皿、時計(腕時計含む)など時代的にも需要が減っていると考えていたものの、家電製品も動作すれば何の問題もありませんし、動かなくとも修理すればOK、最悪はオブジェとしても機能しますから、世界中のデザインプロダクトラバーからは一定の支持もあります。一般的な話としてです。灰皿は最近ではお香立てとしても使っていますし、アップルウォッチが全盛の時代ですが、時計は個人のパーソナルを示す嗜みとしてよいと考えるようになりました。

「あれしなきゃ、これしなきゃ。」なんて考えるのは窮屈だから、もっと自由でよいと感じてみることにしています。

「2000年代に無印良品さんがグリオのような電話機(折りたたみではない)を発売されたのを記憶されていますか?」型式:MPT-01JP のURLはこちら、https://onl.la/rfRA3BQ

わりとすぐに廃盤になったと思う。ナンバーディスプレイ機能もない。ボタンはプッシュ式。余計なものがないという制約は誰が買うんだろうかと感じたものですが、ここ最近では中古市場でも定価の2倍以上で取引されるくらいの人気アイテムとなっています。定価は5千円くらいだったと思う。生活空間には極力余計なものは置かないと決めいている私でも気になって、たまにチェックをしています。

さて、グリオ(電話機)はどうなるのやら。
将来的に事務所を構えた際のために手元に残しておいてもよいと感じる美しいプロダクトですし、長電話をするには重い。しかしカタチは持ちやすい。

結局は人も物も縁なんでしょうね。縁ということばは、スピリチュアルな感じを受けてるため嫌いですが、「ものが行き先を決める」私はそんな風に考えています。

当時のプラスチックの質感やヤケ感も私は好きです。

少しぐらい不便でも、お気に入りを愛用してみるライフスタイルもよいですね。

【追記】
これを機に動作未確認のアイテムをネットショップに掲載しようかと考えています。ブリオンヴェガのTVもあります。地デジ前に1度販売したものの、まだ倉庫には眠っているのです。

【余談】今日の予定

チャットGPTの使い方説明と先日購入した腕時計の電池交換、折り畳み傘の購入のため、ドンキホーテへ行くつもり。
福岡天神のドンキは、海外からのお客様が多く、外国へ来たような気分になります。(ほんとにそうなんですよ)

明日は仕入れに赴くか、出品作業に時間を当てるか、どうしようかな。

ヴィンテージのイタリア製品。とくに、マルコ・ザヌーゾとリチャード・サパーの2人が手がけたプロダクトはよいですよ。
為替問題で購入を見送っているアイテムがありますが、再度購入したいものが色々とあります。

今日は日記のような文章ですね。良い日をお過ごしください。