













アルヴァ・アアルト|ヴィンテージ Savoy ベース(乳白色/木型吹き)
この作品は、「静けさの中にあるもの」のひとつです。
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アルヴァ・アアルトによる「Savoyベース」。
フィンランド・iittala社で制作された、ヴィンテージの一品です。
乳白色のガラスを木型で吹き上げることで生まれる、独特の揺らぎ。
波のような曲線は「湖のかたち」と語られることが多いですが、
この花器は、もっと抽象的な、「触れられない輪郭」を纏っています。
職人の息と、木の抵抗と、熱の一瞬が形になったもの。
静かで、澄んでいて、それでいて強く在る。
花を活けなくても、ただそこにあるだけで、空間に重心が生まれます。
よい品物には、手渡す理由が必要です。
これは、そのひとつです。
特徴
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フィンランド・iittala製のヴィンテージ
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木型吹きによる乳白ガラス(オパールガラス)
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幅29cmの広がりがあり、静物としても美しいフォルム
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厚みや揺らぎに、手仕事ならではの気配が感じられます
このアイテムが似合う暮らし
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自然光の差し込む窓辺に、空のまま静かに置いて。
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生花を入れなくても成立する彫刻的な存在感。
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音のない空間や、余白を楽しむ暮らしに。
素材・サイズ
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素材:吹きガラス(オパール/乳白色)
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サイズ:約 W29cm × D26cm × H14cm
状態
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縁に小さなチップが4箇所あります。いずれも目立つものではなく、使用時にも支障はありません。
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ガラスのくもりや傷みは見られず、全体として美品と判断できる状態です。
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ヴィンテージ品として、経年によるごく小さな擦れ等はご理解ください。
迎える理由
このかたちは、もう、そう簡単にはつくれない。
ガラスでありながら、石のような重さを感じさせる曲線。
職人の手と木型が出会った一瞬が、この輪郭をつくり出しています。
使い道ではなく、理由のあるものを迎えたい方へ。
この曲線を、次の時代へと渡してください。
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