




メンフィス MEMPHIS|エットレ・ソットサス ほか|80年代ポストモダンデザイン集|光琳社 1998年刊
1981年、エットレ・ソットサスを中心に結成された「メンフィス」。ポストモダンを象徴するこの国際的なデザイナー集団は、プラスチックや大理石、金属、漆など異素材の融合と、鮮烈な色彩、幾何学的かつ奔放な形状によって80年代を席巻しました。
本書では、彼らの誕生背景から前身に至るまでを概観し、代表的な家具やオブジェをカラー図版と共に収録。磯崎新、倉俣史朗ら日本人デザイナーの関与も記録された一冊です。
特徴
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メンフィス結成から1988年の解散までを総括
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ソットサス、ミケーレ・デ・ルッキ、アンドレア・ブランジほか主要メンバー掲載
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ソファやテーブル、花瓶、グラスなど代表作をカラー図版で収録
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メンフィス以前・以後の文脈まで言及
このアイテムが似合う暮らし
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ポストモダン家具を愛するコレクターの資料として
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展示会やデザインイベントのビジュアル参考に
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インテリア・プロダクトデザインを学ぶ学生や研究者に
書誌情報
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出版社:光琳社
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刊行年:1998年
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サイズ:22.5×16.5cm
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ページ数:80ページ
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装丁:ハードカバー
状態
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カバーにスレ、上部にごく軽微なイタミあり
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書き込み・切り取り等なし
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通読・鑑賞には問題のない中程度のコンディション(condition: B)
迎える理由
メンフィスは、20世紀デザイン史のなかでも特異な位置に立ち、現代でもリバイバルの兆しを見せています。日本人デザイナーも関与したこの運動の記録を、今、手元に置く意味は少なくありません。80年代カルチャーの象徴として、あるいは素材・色彩の冒険の記録として——本書は、アーカイブすべき一冊です。
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