








Hans J. Wegner PP135|ハンモックチェア|ハンス・J・ウェグナー|PPモブラー製|北欧モダンの名作ラウンジチェア
座る、というより“預ける”という感覚。
1960年、Hans J. Wegner(ハンス・J・ウェグナー)が設計した《PP135》──通称ハンモックチェア。
本品は1999年、デンマークの名工房PP Møbler社により復刻された個体です。
その名が示すように、構造はまるでハンモックのように身体を受け止めるフラッグハリアード(帆布ロープ)張り。
パイン材の軽やかなフレームに、繊細に張られたロープの緊張感が生み出す独特の浮遊感。
視覚的にも、触覚的にも、まったりと時を忘れる座り心地が魅力です。
特徴
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1960年デザイン、1999年復刻(PPモブラー製)
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素材:パイン材フレーム + フラッグハリアード
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全長182cmのロング・ラウンジチェア
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高めの座面設計(SH530mm)により、ゆったりとした沈み込みと緊張感が両立
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彫刻的な構造美と、工芸的な張り技術の融合
このアイテムが似合う暮らし
読むための椅子ではなく、
考えないための椅子。
光が揺れ、時間が緩む──
そんな静かな空間にこの一脚があるだけで、生活の「深度」が変わります。
“身体を預ける”という、生活に必要な緩みを思い出させてくれる椅子です。
素材・サイズ
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素材:パイン材(フレーム)、フラッグハリアード(帆布ロープ)
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サイズ:W750 × D1820 × H710 mm / SH530 mm
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製造:デンマーク / PP Møbler(1999年製)
状態
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経年使用による擦れやロープ部分の色変化あり
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構造にぐらつきはなく、使用に問題のないコンディション
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中古品として現状でのお渡し(詳細は画像またはお問い合わせにて)
迎える理由
家具とは、空間の重力を変える道具である──
そう語るような一脚。
ウェグナーがデザインした500以上の椅子の中でも、この《PP135》は「くつろぎの構造」への探究を極めた稀有な作品です。
素材がやわらかく呼吸し、張りが緊張感を生み、生活の中に静けさの重力をもたらします。
※こちらの商品はすでにお迎えいただきました
ご覧いただき、ありがとうございました。
選品舎では、こうしたプロダクトを記録し、アーカイブとして未来に継いでいきます。
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