ミニチュア椅子をご案内いたします。「なーんだ。座れないのか。」
ただのミニチュアではありません。
デザインプロダクト好きならご存知のヴィトラ社から発売されたもの。
今回紹介するお品物は、東京日比谷に建設された旧帝国ホテルにあった「ピーコックチェア」と呼ばれる椅子のミニチュア版です。
国際的なホテルという要望に応えるべく、フランク・ロイド・ライトが自らの威信を掛けて設計した渾身の作。
日本建築から学んだ神社仏閣の空間構成を取り入れながら、独自の精緻な意匠をちりばめて、世界中のどんな建物にも見られない芸術品のようなホテルを作り上げます。
天井に幾何学模様の孔雀が描かれた宴会場「孔雀の間」(ピーコックルーム)に置かれていたことがその名称の由来。
[ヴィトラ・デザイン・ミュージアムについて]
1989年にオープンしたヴィトラ・デザイン・ミュージアムは3000脚以上のコレクションを所有する世界No1の建築や家具デザインの美術館です。
今回ご紹介するイームズの椅子は1/6サイズに忠実に再現されたお品物です。
ネジの1本1本まで再現されています。
ミニチュアシリーズはヴィトラ美術館の運営費を生み出す一環としてスタートしたプロジェクトとしても知られています。
オリジナルの素材や製造方法を再現する為、ドイツとポーランドにある工房では
年間80から500脚のミニチュアしか製作できない徹底ぶりです。
尊敬に値する精巧さです。
Frank Lloyd Wright / フランク・ロイド・ライト
Peacock miniture chair / Vitra
[サイズ]幅 cm 奥行 cm 高さ cm
[ヴィトラ社について]
1950年にスイスで創業した家具メーカー。
ヴィトラは、世界的なデザイナーの創造性と自社の開発力によって製品とコンセプトを生み出しています。そのデザインの力を通して、ホーム、オフィス、公共スペースの空間の質の向上に貢献しています。
ヴィトラのオフィス・ファニチャーは、工業製品でありながら、創造性と時代の変化を見越した先見性、品質で国際的な評価を受けています。イサム・ノグチの「コーヒーテーブル」、ヴェルナー・パントンによる「パントンチェア」、ジャン・プルーヴェによる「スタンダード」など、時を経て受け継がれてきた名作デザインから、現代のデザイナーたちによる最新作まで、ヴィトラの豊富なコレクションは世界中で愛されています。
ヴィトラは、「ヴィトラ・デザイン・ミュージアム」を有することでも知られています。このミュージアムは、スイスとドイツの国境沿いの広大な敷地にあるヴィトラキャンパスの一部です。ヴィトラキャンパスには、安藤忠雄、ザハ・ハディド、ヘルツォーク&ド・ムーロン、フランク・ゲーリー、ニコラス・グリムショウ、アルヴァロ・シザ、SANAA、バックミンスター・フラー、ジャン・プルーヴェをはじめとする世界の著名な建築家によるユニークな建築物があります。ヴィトラキャンパスは、建築の聖地として知られています。
【発送について】
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