


『wind No.27』(1994年夏号)|メンディーニ、ゲーリー、ソットサスら9名が競作──ハノーファー「バスストップ」計画の記録
1994年夏に刊行された『wind』第27号。
最大の見どころは、ドイツ・ハノーファーで実施された公共建築プロジェクト「BusStops Hannover 1994」の特集。アレッサンドロ・メンディーニ、フランク・O・ゲーリー、エットレ・ソットサス、ジャスパー・モリソンら9名の建築家/デザイナーがバス停を設計するという、前代未聞の都市実験が記録されています。
スモール・アーバン・アーキテクチャ(小さな都市建築)というテーマのもと、機能と詩性、地元性と国際性が交差した各作品には、90年代的なデザインの熱と葛藤が宿っています。
特徴
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BusStops Hannover 1994:9名のデザイナーによるバス停計画
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参加者:メンディーニ、ソットサス、ゲーリー、モリソンほか
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都市とデザインの関係を再定義した記録性の高い記事
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照明特集(インゴ・マウラー)やユーロルーチェ出展作家の紹介も収録
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パリ照明トレンド「透明のエレガンス」特集も同時掲載
このアイテムが似合う暮らし
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建築・インテリア・公共空間の設計に関わるすべての人へ
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都市に宿る詩性を探したい方
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90年代デザインの思想をアーカイブとして保存したい書棚に
書誌情報
・判型:A4変形(約29.5×21cm)
・ページ数:112ページ
・言語:日本語
・発行:商店建築社
状態
表紙に軽微な擦れあり。本文ページ良好。全体として経年並~良好のコンディション。
迎える理由
バス停という「止まる場所」に、9人のデザイナーが思想を込めた。
いま読み直すべきは、“大きな建築”ではなく、“小さな公共”の記録かもしれません。
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