1992年にセゾン美術館で開催された「メランコリア 知の翼 アンゼルム・キーファー展」の展覧会図録です。
本展は、アンゼルム・キーファーの日本初個展として開催されたもの。
本書には、作品23点をカラー図版で収録。
篠田達美、ジョン・ハッチンスンによる論考も掲載されています。
キーファーの作品は、ドイツの歴史、神話、記憶、廃墟、書物、鉛、灰といった重い素材感を通して、20世紀以後の美術が背負った問いを可視化してきました。
本書は、日本におけるキーファー受容の初期資料としても重要な一冊です。
視点
- アンゼルム・キーファーの日本初個展を記録した図録として
- ドイツ現代美術、戦後美術を知る資料として
- 歴史、記憶、神話、物質性をめぐる作品世界を追う一冊として
- 1990年代初頭の日本におけるキーファー受容を確認する資料として
書誌情報
・タイトル:メランコリア 知の翼 アンゼルム・キーファー展
・編集:フジテレビギャラリー
・出版社:セゾン美術館
・刊行年:1992年
・装丁:ソフトカバー
・サイズ:300 × 225 mm
・ページ数:114ページ
状態
・本文:数ページに鉛筆またはペンによる線引きあり(図版への影響なし)
迎える理由
選定理由:
アンゼルム・キーファーの日本初個展を記録した図録として、資料性の高い一冊であるため。
比較した視点:
作品図版だけでなく、日本におけるキーファー受容の初期資料として読める点を重視しました。
判断の結論:
ドイツ現代美術、戦後美術、歴史と記憶を扱う表現に関心のある方にとって、手元に置く意味のある図録です。