沖縄紅型 城間栄喜作品集｜京都書院｜1978年 初版 函付 図版149点掲載

沖縄の伝統的な染色技法「紅型（びんがた）」を継承した染色家・城間栄喜の作品集。
1978年（昭和53年）に京都書院より刊行された大型本で、代表作を含む図版149点をフルカラーで収録。染色図案としての資料的価値が高く、時を超えて残る美の記録として編まれています。
序文に外間正幸、解説には渡名喜明を迎えた本書は、紅型文化の流れを知るうえでも重要な一冊です。

特徴

• 京都書院による大型美術書（B3判相当）

• 図版149点／見開きで構成される作品の数々

• 紅型の繊細な色彩と意匠の記録

• 外間正幸による序文、渡名喜明による作家論収録

• 函、カバー付（※カバーに一部破れあり）

このアイテムが似合う暮らし

静かに佇む空間に、沖縄の染色が醸すやわらかな時間を。
暮らしに「染めの美学」や「南風の記憶」を添えたい方へ。
インスピレーションの種として、図案制作や工芸・テキスタイルの仕事に携わる方にもおすすめです。

書誌情報

• 判型：37 × 27 × 3.6cm（大型本）

• ページ数：235ページ

• 発行：1978年（昭和53年）初版

• 出版社：京都書院

• 著者：城間栄喜

• 仕様：函／カバー付

状態

• 中古品としての経年感あり（全体に黄ばみ・シミあり）

• カバーに破れあり（写真参照）

• 函・本文ともに破損なし、良好な保存状態

迎える理由

紅型という染色文化を後世に伝えるための記録であり、図案美術としても極めて完成度の高い一冊。
アーカイブとして残すべき価値を持つ資料です。
いま手にしておけば、次の世代へ静かに受け継がれていく“美”の継承者となれるでしょう。