カート
カートが空です
『Cartier Design Viewed by Ettore Sottsass』 日本語版。2002年にSKIRAより刊行された、カルティエの展覧会公式図録です。
本書は、イタリアの建築家・デザイナーであるエットーレ・ソットサスがアーティスティックディレクターを務めた展覧会に合わせて制作された一冊。カルティエが創作してきたジュエリー、時計、アクセサリーなどのコレクションから、ソットサスの視点によって選ばれた作品が収録されています。
カルティエの宝飾品を、単なる高級品としてではなく、色、形、素材、象徴性を持つデザインとして見る構成です。ジュエリーの精緻さと、ソットサスらしい造形感覚が重なることで、装飾とデザインの境界が静かに立ち上がります。
カルティエ、ジュエリー、プロダクトデザイン、ソットサス、メンフィス以後のデザイン感覚に関心のある方に向いた一冊です。
本書の強さは、カルティエを「宝飾ブランド」としてだけではなく、デザインの対象として捉えている点にあります。
アーティスティックディレクターとして関わったのは、エットーレ・ソットサス。合理性や機能だけでは測れない、色彩、装飾、儀式性、物質感への視線が、本書全体に通っています。
掲載されているのは、ジュエリー、時計、アクセサリーを中心としたカルティエのコレクション。それぞれの品が持つ造形の密度、素材の扱い、時代ごとの美意識を、大型判の図版で確認できます。
カルティエの本でありながら、同時にソットサスの視点を読む本でもあります。宝飾、デザイン、アートブックのいずれの棚にも置ける内容です。
・タイトル:Cartier Design Viewed by Ettore Sottsass・邦題:エットーレ・ソットサスの目がとらえた カルティエ宝飾デザイン・出版社:SKIRA・刊行年:2002年・言語:日本語・装丁:ハードカバー・サイズ:約 H280 × W210 × D30mm・ページ数:記載なし・付録:なし
背表紙に1箇所打痕があります。本文は良好で、通読・鑑賞に問題ありません。
表紙・背まわりには保管に伴う軽微なスレがあります。古書として状態をご確認のうえ、ご検討ください。
選定理由:カルティエの宝飾を、エットーレ・ソットサスの視点で編集した図録であり、単なるブランドブックに収まらないため。
比較した視点:カルティエの資料性だけでなく、ソットサスの美意識、ジュエリーの造形性、デザイン書としての強度を見ました。
判断の結論:カルティエに関心がある方だけでなく、色彩、装飾、プロダクトデザインを横断して見る方に残せる一冊です。
宝飾品は、身につけるものとしてだけでなく、時代の感覚を閉じ込めた小さな建築でもあります。本書では、その密度をソットサスの視線を通して見ることができます。
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