Ettore Sottsass Jnr｜ペニー・スパークによる1982年の文献資料

エットレ・ソットサスを中心に、戦後イタリア・ヨーロッパのインダストリアルデザインを解き明かした一冊。著者は英デザイン史家ペニー・スパーク。
彼自身の作品にとどまらず、彼の影響が及んだ多様なプロダクトやデザイン潮流にも触れており、評論としての厚みがある。
Memphis前夜の空気を感じたい方へ。

特徴

• 1982年刊行、Memphisグループ結成と同年

• 英語表記、ペニー・スパークによる評論文

• ソットサス本人作以外のプロダクトも多数掲載

• 図版と解説が対になっており、文脈理解に優れる

• 研究・収集・販売資料としても有用

このアイテムが似合う暮らし

デザイン史を深く掘り下げたい方の書斎に。単なる作品集ではなく、思想や影響関係を含んだ記述で構成されており、知的好奇心に寄り添う一冊。
また、ギャラリー運営やヴィンテージ家具販売における「背景説明の裏付け資料」としても有効。

書誌情報

・サイズ：おおよそ 25cm × 19cm（表紙実測）
・ページ数：不記載（おおよそ100～120ページ）
・言語：英語
・装丁：ソフトカバー（ペーパーバック）

状態

経年によるスレ、角の折れあり。本文に書き込み・破れなし。ジャケットなし（元より付属せず）。全体的に経年相応の「良い」コンディションです。

迎える理由

Ettore Sottsassという個人名に収まらない、広がりある文脈を捉えるための初期資料として、アーカイブ的価値が高い。図録的なビジュアル以上に、読み解く喜びがある一冊。
ソットサスを深く知りたい方、あるいは彼の“外側”を意識するデザイナーにこそ薦めたい内容です。

発送について

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