カート
カートが空です
眼鏡という小さな道具の歴史を、豊富なカラー図版によってたどる『Gli Occhiali SPECTACLES』。
中世から近世にかけて作られた眼鏡を中心に、その形状、素材、装飾、携帯方法の変遷を紹介しています。
視力を補うための実用品として生まれた眼鏡は、時代とともに身分や教養、趣味を示す装身具へと変化していきました。本書では、現代の眼鏡へつながる構造だけでなく、手仕事による細部や、現在では失われた独特の造形を確認できます。
全ページにカラー図版を収録。解説とキャプションはイタリア語・英語の併記です。
眼鏡史の資料としてはもちろん、ファッション、アクセサリー、プロダクトデザインを考えるための図版集としても利用できます。
・タイトル:Gli Occhiali SPECTACLES・著者:Franca Acerenza・出版社:Itinerari d'immagini・刊行年:1988年・版:初版・装丁:ソフトカバー・サイズ:16.5 × 13.5cm・ページ数:142ページ・言語:イタリア語・英語
表紙に皺があります。そのほかは概ね良好な状態です。
本文およびカラー図版の鑑賞に支障はありません。
選定理由:眼鏡をブランドや年代別に整理するのではなく、ひとつの道具が現在の形へ至るまでの変化を、視覚的に確認できるため。
比較した視点:現代のアイウェア資料がデザイナー、ブランド、スタイリングを中心とするのに対し、本書は眼鏡の構造が定まる以前の多様な形、素材、装飾を収録しています。
判断の結論:眼鏡をファッションの一部としてだけでなく、身体、技術、工芸が交差するプロダクトとして見るために残す価値がある一冊です。
現在の眼鏡は、機能的にはほぼ完成された形をしています。
だからこそ、その形が確立する前に存在した不均衡な造形や過剰な装飾には、完成品とは異なる面白さがあります。本書は、小さな道具に残された発明の痕跡を観察するための資料です。
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