カート
カートが空です
アメリカの写真家、映画監督、作家として活動したゴードン・パークスの写真集『The Photographs of Gordon Parks』。
1983年に開催された巡回展にあわせ、Wichita State Universityから刊行された初版です。
本書には、1942年から1970年までに撮影されたモノクロ写真を多数収録。パークスが見つめた人々の生活、貧困、人種差別、都市、ファッションなど、アメリカ社会の複数の断面をたどることができます。
写真作品に加え、Martin H. Bushによる序文とゴードン・パークスへのインタビューを掲載。選択書誌、公刊・未公刊作品を含む写真作品リスト、作品所蔵先、略歴なども収められており、作品集としてだけでなく研究資料としても価値のある一冊です。
ゴードン・パークスは、社会の周縁に置かれた人々を記録する一方で、ファッションや著名人の撮影、映画制作、小説、音楽など、複数の領域を横断した表現者です。
本書では約30年にわたる写真活動がまとめられており、一つの様式に限定されないパークスの広い仕事を確認できます。
社会的な問題を扱いながらも、被写体を単純な象徴へ変えることなく、一人の人間として見つめ続けた写真家の姿勢が残されています。
アメリカ写真史、公民権運動、報道写真に関心のある方に。
写真を社会記録として読むだけでなく、人物の存在や時代の空気まで受け取りたい方に適した一冊です。
正方形に近い判型とモノクロ写真を中心とした構成は、写真集として書棚に置いた際にも静かな存在感があります。
・タイトル:The Photographs of Gordon Parks・著者:Martin H. Bush・写真:Gordon Parks・出版社:Wichita State University・刊行年:1983年・版:First Edition・装丁:ソフトカバー・サイズ:約24 × 25cm・ページ数:記載なし・ISBN:978-9995078126・言語:英語
ソフトカバー。経年を考慮すると、全体として良好な状態です。
選定理由:ゴードン・パークスの写真を、代表的な数点だけではなく、1942年から1970年までの活動を通して確認できるため。
比較した視点:一般的な作品集と比較し、本書にはインタビュー、書誌、作品リスト、所蔵先、略歴まで収録されています。作品を見るための本であると同時に、写真家の仕事を調べるための資料としても機能します。
判断の結論:ゴードン・パークスを社会派写真家という一つの呼称だけで捉えず、その活動の広さと視線の一貫性を残す一冊として選びました。
写真が社会を変えたのか。その答えは簡単には出ません。
ただし、見過ごされていた人々を記録し、社会の前に差し出した写真があることは確かです。
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