カート
カートが空です
福岡に建つホテル・イル・パラッツォ。
アルド・ロッシによる建築、内田繁によるインテリアを軸に、このホテルが都市にどのような刺激を与えようとしたのかを記録した一冊です。
ホテルという一つの建築をつくるために、建築、家具、照明、色彩、アートが交差する。
エットーレ・ソットサス、ガエターノ・ペッシェ、倉俣史朗らによる空間や家具も収録され、1980年代末から1990年代初頭のデザインの熱量が、そのまま残されています。
一つのホテルについての作品集でありながら、その範囲は建物の内部にとどまりません。
建築によって都市を変えることはできるのか。
その問いから始まったプロジェクトの記録です。
アルド・ロッシによる建築と、内田繁によるインテリアを中心に、ホテル・イル・パラッツォの全体像を紹介。
館内空間、家具、オブジェ、設計思想を豊富なカラー図版とともに収録しています。
エットーレ・ソットサス、ガエターノ・ペッシェ、倉俣史朗など、当時を代表する建築家・デザイナーの仕事も掲載。
建築単体ではなく、家具やインテリアまで含めた総合的なプロジェクトとして見ることができます。
1990年刊、144ページ、帯付き。
ポストモダン期の建築とインテリアを考えるための資料性の高い一冊です。
このホテルは、一人の建築家がすべてを決めた建築ではありません。
建築、インテリア、家具。
異なる考えを持つ人たちが、一つの場所に集まっている。
統一ではなく、差異によって空間をつくる。
現在から見れば過剰に見える色も、造形もある。
しかし、その過剰さを消してしまえば、当時の建築やデザインが持っていた意志も見えなくなります。
ホテルは、泊まるための箱である必要はない。
都市に違和感を置き、人の視線や行動を変えることもできる。
この本に残されているのは、その可能性を本気で試した時代の記録です。
・タイトル:都市を触発する建築 Hotel IL PALAZZO・出版社:六耀社・刊行年:1990年・ページ数:144ページ・サイズ:A4判変型・製本:ハードカバー・付属:帯付き
主な掲載作家・デザイナー:
・アルド・ロッシ・内田繁・三橋いく代・エットーレ・ソットサス・ガエターノ・ペッシェ・倉俣史朗ほか
カバーに経年による少スレ、少キズがあります。
帯付き。
本文は概ね良好です。
古書としての経年変化はありますので、状態は掲載写真をご確認ください。
選定理由:一つのホテルを通して、建築、インテリア、家具が交差した時代の熱量を見られるため。
比較した視点:個々の著名デザイナーの作品集ではなく、異なる才能が一つの場所でどのように共存したのかを記録しているか。
判断の結論:ホテル・イル・パラッツォという建築だけではなく、1980年代末のデザインが何を信じていたのかを残す資料です。
完成された美しさだけを見る本ではありません。
都市を変えられると信じて、建築とデザインが実際に動いた。
その事実を残すための一冊です。
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