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百味菜々|横山夫紀子・秋元茂|田中一光 構成・造本|帯付き・日本料理と器の美学

1995年まで東京・青山で営まれていた日本料理店「百味存」。

その料理、器、光、所作を一冊に収めたのが『百味菜々』です。

横山夫紀子が拵えた料理を、写真家・秋元茂が静かな距離から撮影。料理そのものだけでなく、丁寧な下拵えの手元や、器に盛られたひと皿が生む余白まで写し取られています。

用いられる器には、ルーシー・リーや北大路魯山人などの作品も見られます。寄稿は高橋睦郎、三宅一生。構成・造本は田中一光。

料理書という枠には収まらない本です。

食、工芸、写真、グラフィックデザイン。それぞれが主張しすぎることなく、同じ温度で一冊の中に置かれています。

今回は帯付きで再入荷しました。保存状態も良好です。

以前入荷した帯なしの個体は、すでにお迎えいただきました。

今回は、帯を備えた状態良好の別個体として再入荷しています。


特徴

・青山の日本料理店「百味存」の世界を収めたビジュアルブック
・横山夫紀子による料理、秋元茂による写真
・ルーシー・リー、北大路魯山人などの器を使用
・寄稿:高橋睦郎、三宅一生
・構成・造本:田中一光
・日本料理、工芸、写真、造本を横断して読める構成
・帯付き
・1990年刊、リブロポート発行


この本が残した視点

料理の美しさは、華美な盛りつけによって生まれるものではありません。

素材を整える手つき、器の選択、置かれる位置、光の入り方。目立たない判断の積み重ねによって、ひと皿の静けさは成立します。

本書が記録しているのは、完成した料理だけではありません。

料理を拵えることと、器を選ぶこと。写真に残すことと、本として構成すること。そのすべてを、一つの美意識として扱う姿勢です。


書誌情報

・タイトル:百味菜々
・著者:横山夫紀子、秋元茂
・構成・造本:田中一光
・寄稿:高橋睦郎、三宅一生
・発行所:リブロポート
・刊行年:1990年11月8日
・製本:ハードカバー
・ページ数:130頁
・サイズ:約26.5 × 22cm
・ISBN:4-8457-0504-9
・付属品:帯


状態

帯付き。

使用感の少ない、非常に良好な状態です。
カバー、本文ともに目立つ傷みは見られません。

古書であることをご理解のうえ、掲載写真もあわせてご確認ください。


迎える理由

選定理由:
料理を紹介するだけでなく、器、写真、言葉、造本までを一つの表現として成立させているため。

比較した視点:
一般的な料理書や器の資料とは異なり、食と工芸とデザインの関係そのものを記録している点を評価しました。

判断の結論:
日本料理の本としてだけでなく、田中一光の造本、秋元茂の写真、近現代陶芸の器を横断して見ることのできる一冊です。帯付きで状態の良い個体であることも含め、再び販売在庫として迎えました。

料理をつくる人だけの本ではありません。

一つのものを、どの器に置き、どの距離から見せ、どのような本として残すのか。美意識が形になるまでの過程を読みたい人に残すべき一冊です。


発送について

追跡可能な**佐川急便(送料一律 660円)**にて、丁寧に梱包し発送いたします。


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セール価格¥33,000
百味菜々|横山夫紀子・秋元茂|田中一光 構成・造本|帯付き・日本料理と器の美学
百味菜々|横山夫紀子・秋元茂|田中一光 構成・造本|帯付き・日本料理と器の美学 セール価格¥33,000

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