カート
カートが空です
戦後の北欧で花開いた陶磁デザインを、「モダニズム」と「民藝」という二つの視点から見渡す展覧会図録です。
デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの4か国を軸に、1950年代から1970年代の黄金期を代表する作品約160点を収録。量産品のための端正なデザインと、土や釉薬、手仕事に根ざした造形。その両方を矛盾なく成立させた北欧陶磁の魅力を、作品図版と論考から読み解きます。
日本と北欧の関係、中国陶磁から受け継がれた影響にも触れた一冊です。器、工芸、インダストリアルデザインの境界に関心のある方へ。
・タイトル:モダニズムと民藝 北欧のやきもの 1950's-1970's・編集:長久智子・出版社:愛知県陶磁美術館・刊行年:2014年・装丁:ソフトカバー・サイズ:28 × 22.8cm・ページ数:231頁
表紙に少スレがあります。本文は概ね良好な状態です。
選定理由:北欧陶磁を、作品集ではなく「民藝とモダニズムの接続」として捉え直せる展覧会図録です。
比較した視点:北欧デザインの一般的な入門書ではなく、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドを横断し、日本との関係や中国陶磁の影響まで射程に収めている点。
判断の結論:器の造形だけでなく、戦後の生活文化と工業デザインの関係を読みたい人に残すべき資料です。
北欧の静かな機能美が、土と釉薬、手の痕跡を切り捨てずに成立していたことを確認できる一冊です。
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