





森山大道『仲治への旅』初版 1987年 蒼穹舎 安井仲治へのオマージュ写真集 函付
森山大道が安井仲治という存在を通して、自身の写真の起点をなぞるように編まれた一冊。
単なるオマージュではなく、「見る」という行為そのものへの回帰が写されている。
収録作品には、犬、人物、都市の断片など、森山の代表的モチーフが並ぶが、その奥には仲治の視線が重なっている。
過去の写真家をなぞることで、逆説的に現在の視点を露出させた構造を持つ写真集。
特徴
・森山大道による安井仲治への直接的言及作品
・蒼穹舎刊行(写真集としての編集精度が高い)
・布装ハードカバー+函付の静かな造本
・1980年代後半の森山の転換期に位置する一冊
・モダニズム写真と私写真の接続点
このアイテムが似合う暮らし
視覚的な強さではなく、思考の層で写真を捉える空間。
コレクションとして並べるというより、時折取り出して「視線の基準」を確認するための本。
写真集の棚の中でも、主張せずに基準点として残る一冊。
書誌情報
・出版社:蒼穹舎
・刊行年:1987年
・サイズ:H235 × W257mm
・装丁:ハードカバー
・言語:日本語
・付属品:スリップケース付
状態
函付。全体的に良好。
大きなダメージなし。
迎える理由
選定理由:
森山大道の中でも「思想寄り」に振れた作品であり、単体の写真強度ではなく文脈価値が高い。
比較した視点:
・『にっぽん劇場』『光と影』などの代表作との比較
・安井仲治関連資料・図録との関係性
判断の結論:
市場的な派手さはないが、「理解している層」に対しては強く刺さる中核的資料。
(補足としての価値・未来性)
安井仲治の再評価と連動して、参照点としての価値は維持される可能性が高い。
発送について
追跡可能な**佐川急便(送料一律 660円)**にて、丁寧に梱包し発送いたします。
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流行ではなく、残るものとして選ばれた一冊。
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