［希少・初期型］PK22 イージーチェア｜E. Kold Christensen社製 / ポール・ケアホルム

この作品は、「構造がうつくしいもの」のひとつです。
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デンマークを代表する建築家・デザイナー、ポール・ケアホルム（Poul Kjaerholm）が1956年に発表した名作《PK22》。

本品は、初期製造元であるE. Kold Christensen（イー・コルド・クリステンセン）社製の非常に希少なモデルです。

現行のフリッツ・ハンセン製と比較すると、スチールフレームの角にわずかな丸みがあり、フォルムに有機的なやわらかさが感じられるのが特徴です。

並べて比較する機会があれば、どちらが美しいか——これは好みにもよるかもしれませんが、私は迷わずこのEKC製を選びます。理由は単純で、こちらがケアホルム本人のデザイン意図を最も忠実に体現しているからです。

素材を極限まで削ぎ落としながら、空間に緊張と静けさをもたらすこの椅子は、単なる家具ではなく、思想そのものとも言える存在です。所有することの意味が、時間とともに深まっていく一脚です。

コンディション・仕様

• デザイナー：Poul Kjaerholm（ポール・ケアホルム）
• モデル名：PK22
• 製造：E. Kold Christensen（EKC社製）
• 原産国：Denmark（デンマーク）
• サイズ：W630 × D670 × H710・SH350 mm
• 張地：レザー（オリジナルと推察されます）
• フレーム：スチール（経年によりわずかに曇りあり）

こんな方におすすめ

• ミニマリズムの思想に共感される方
• 名作椅子を「使う」ことで深く理解したい方
• ケアホルムの美学を生活に取り入れたい方
• 彫刻的な家具に魅力を感じるインテリア愛好家の方

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