




籐の舟形ワンハンドルバスケット|ラタン 籠
この作品は、「静けさの中にあるもの」のひとつです。
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籐を編み上げた、大ぶりのワンハンドルバスケット。
まず目を引くのは、中央から左右へ扇状に広がっていく編みの表情です。
底部には緩やかなくびれがあり、上から見ると大きな楕円、横から見ると舟のようなフォルム。一本の持ち手が中央を縦に通り、実用品でありながら、全体の輪郭がきれいにまとめられています。
幅は約46cm。
果物や野菜を入れたり、クロスやタオルをまとめたり、読みかけの本を置いたり。ある程度の容量があるため、暮らしの中で実際に使えるサイズです。
何も入れず、そのまま置いておいても籐の編みそのものが空間の一部になります。
特徴
細い籐を密に編み込んだ部分と、少し間隔を持たせた部分を組み合わせ、中央から外側へ流れるような模様がつくられています。
均質な工業製品とは異なり、一本一本の籐の太さや曲がり、色の濃淡がそのまま表情として残っています。
メーカー、産地、製造年代については確認できていません。
このアイテムが似合う暮らし
ダイニングテーブルやキッチンカウンターに置いて、果物やパンをまとめる籠として。
リビングではブランケットや雑誌、小物などをまとめる収納としても使えます。
木の家具や古い器、民藝、北欧家具など、自然素材を中心とした空間にも馴染みやすい佇まいです。
使わない時まで収納してしまうのではなく、出したままにしておきたい籠です。
素材・サイズ
素材:籐(ラタン)
サイズ:約 幅46 × 奥行30 × 高さ33cm
※高さは持ち手を含みます。
メーカー:不明
産地:不明
年代:不明
状態
経年使用による籐の色の変化、細かなスレや汚れ、部分的なささくれなどがあります。
天然素材を編んだ古い籠のため、籐の太さや色味、編み目には個体差があります。
大きく形を損なうようなダメージは見られず、現在も籠としてお使いいただける状態です。
詳細は掲載写真をご確認ください。
迎える理由
選定理由:
用途だけで考えれば、籠は世の中にいくらでもあります。この籠を残したのは、中央から左右へ広がる編みと、舟形に整えられた輪郭がきれいだったからです。
比較した視点:
ブランドや希少性ではなく、編みの仕事、形、サイズ、そして暮らしの中に置いたときの佇まいを見ました。
判断の結論:
収納するための道具でありながら、何も入れていない時間にも形が残る籠。
日用品は、使っている時間よりも、置かれている時間のほうが長いものです。
だからこそ、ただ便利なだけではなく、置かれている姿まで選びたいと思います。
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