［図案3枚欠］【希少書籍】選擇・傳統・創造｜シャルロット・ペリアン×坂倉準三 展覧会図録（1941年）

1941年、大阪・東京の高島屋で開催された展覧会「選擇・傳統・創造」。本書はその記録として制作された図録であり、モダンデザインの巨匠シャルロット・ペリアンと、建築家・坂倉準三による貴重なコラボレーションが記されています。

展覧会では、日本の伝統的素材と意匠を再解釈し、現代生活に適応させる提案がなされ、戦中の時代背景にもかかわらず、高い造形思想を感じさせる内容となっています。

1955年の「芸術の綜合への提案」展と併せて、ペリアンの日本における実践と思想を示す、重要な記録といえるでしょう。

特徴

• 1941年開催の展覧会公式図録

• シャルロット・ペリアンと坂倉準三の共同名義

• 図版50枚中3枚（No.13, 38, 42）欠品

• ハードカバー、紙製押さえ上下欠けあり

• 日本と西洋のデザイン思想の交差を示す歴史的資料

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静かな時間が流れる書斎に、1冊だけ飾られた図録。モダンデザインに興味を持つ方や、日本と西洋の交差点に美を見出す方に。資料としてだけでなく、空間の中の象徴としても機能する1冊です。

書誌情報

• サイズ：高さ 300mm × 幅 220mm × 背幅 25mm

• 冊子：25ページ

• 図版：50枚中47枚現存

• 発行：1941年、小山書店

状態

• 図版3枚欠（13, 38, 42）

• 表紙カバーに痛み、画像にて要確認

• 紙製の図版押さえ、上下あり

迎える理由

戦中に制作されたとは思えぬ自由さと、素材への敬意。ペリアンが日本に見出した可能性と、坂倉の建築的視点が交差するこの図録は、時代を超えて再評価されるべき資料です。モダンデザインを深く理解するための起点として、今あらためて手元に置く価値があります。

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