






雅致 川上元美の家具|日本プロダクトデザインを代表する家具作品集(1988年 六耀社)
インダストリアルデザイナー・川上元美が手がけた家具作品を、一冊に凝縮した作品資料集。
サイドボード、テーブル、椅子、ソファ、キャビネット──
量産を前提としながらも、素材の個性と構造の必然性を手放さなかった家具群が収録されている。
本書が記録しているのは、完成された家具そのものだけではない。
写真、スケッチ、図面を横断的に掲載することで、
「どのように考え、どのように設計されたのか」という思考の流れまでが可視化されている。
日本語・英語併記。
国内外のデザイン史の中でも、日本のプロダクトデザインが到達した一つの静かな到達点として位置づけられる一冊。
特徴
・1980年代日本プロダクトデザインの実作をまとめた資料
・家具写真に加え、設計思想が読み取れる図面・スケッチを収録
・素材選択と構造の合理性が一貫している構成
・松永真による、内容と拮抗する装丁デザイン
このアイテムが似合う暮らし
・住まいや事務所、アトリエを構想している時間
・家具を「様式」ではなく「構造」として捉えたい環境
・ヴィンテージ家具やモダンデザインと向き合う空間
インテリアの正解を教える本ではない。
空間について考えるための、静かな判断軸を手渡してくる資料。
書誌情報
・タイトル:雅致 川上元美の家具
・著者:川上元美
・装丁:松永真
・出版社:六耀社
・刊行年:1988年
・製本:ソフトカバー
・ページ数:184頁
・サイズ:300 × 230 mm
・言語:日本語/英語併記
状態
・表紙:少スレ、少汚れあり
・天地小口:少汚れあり
・本文:並(閲覧・資料利用に支障なし)
迎える理由
選定理由:
日本の家具デザインを、完成品ではなく「思考の痕跡」として残している点。
比較した視点:
同時代のデザイン書と比べ、商業的な華やかさよりも、設計思想の記録に重心が置かれている。
判断の結論:
資料として、そして蔵書として、今後も価値が揺らがない。
(補足としての価値・未来性)
国内デザイナーの実作資料は年々散逸している。
本書のように体系立てて残された記録の価値は、時間とともに静かに増していく。
発送について
追跡可能な**佐川急便(送料一律 660円)**にて、丁寧に梱包し発送いたします。
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