





前川國男作品集 建築の方法 全2冊揃|1990年 美術出版社|日本のモダニズム建築
日本の近代建築を語るうえで欠かすことのできない建築家、前川國男。
ル・コルビュジエのもとで学び、帰国後は日本におけるモダニズム建築の発展に大きな足跡を残しました。
本書『前川國男作品集―建築の方法』は、1990年に美術出版社より刊行された、全一巻二分冊の作品集です。
前川國男作品集刊行会の企画、建築評論家・宮内嘉久の編集、写真家・村井修の撮影によって編まれた一冊。
建築を完成された造形として眺めるだけでなく、その背景にある思想や方法へと目を向けるための資料でもあります。
前川國男の建築を研究されている方はもちろん、日本の近代建築に関する蔵書を深めたい方、写真や資料を通じてその作品世界に触れてみたい方へ。
時代を経てもなお、手元に置いて読み返したい建築書です。
特徴
前川國男の建築を知るための作品集
日本のモダニズム建築を代表する前川國男。その仕事を「建築の方法」という視点から捉える作品集です。
全一巻二分冊の構成
第Ⅰ分冊204ページ、第Ⅱ分冊135ページ。2冊を通じて前川國男の建築に向き合うことができます。
宮内嘉久編集・村井修撮影
建築評論と建築写真、それぞれの領域で活動した二人が編集・撮影に携わった資料集です。
布クロス装のハードカバー
赤と淡いグレーのクロス装で仕立てられた2冊。装丁そのものにも、建築書らしい端正な佇まいがあります。
この本が残した視点
- 建築を、完成された形だけで捉えないこと。 建築の背後にある思想や設計の方法に目を向けることで、作品への理解は深まっていきます。
- 日本のモダニズム建築を考えること。 ル・コルビュジエのもとで学んだ前川國男が、日本の風土や社会のなかで近代建築と向き合った軌跡を知る手がかりとなります。
- 建築を記録し、次の時代へ伝えること。 建築は実際に訪れるだけでなく、写真や図面、言葉を通じても読み解くことができます。作品集は、その記録を未来へ残す役割を担っています。
- 一人の建築家の仕事を継続して見つめること。 個々の建築作品だけでなく、作品を通じて積み重ねられた思考や方法に触れること。それが作品集を手元に置く意味でもあります。
今後、建築書・美術書・デザイン書については、暮らしの提案よりも、その本が記録したもの、提示した思想、後世に残した視点を中心に構成します。
書誌情報
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書名:前川國男作品集―建築の方法(全一巻二分冊)
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企画:前川國男作品集刊行会
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編集:宮内嘉久
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写真:村井修
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出版社:美術出版社
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刊行年:1990年 初版
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装丁:クロス装ハードカバー
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構成:全2冊揃
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ページ数:第Ⅰ分冊204ページ/第Ⅱ分冊135ページ
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サイズ:A4
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付属品:輸送函なし
状態
1990年刊行の古書です。
赤色・淡いグレーのクロス装ハードカバー2冊揃。
表紙には経年によるわずかな擦れや汚れが見られますが、掲載写真で確認できる範囲では、大きく目立つ傷みはありません。
なお、刊行時の輸送函は付属しません。
古書のため、経年による変化をご理解のうえご検討ください。
迎える理由
選定理由:
日本のモダニズム建築を考えるうえで重要な建築家、前川國男。その作品と建築思想に向き合うための資料として、手元に残す価値があると考えました。
比較した視点:
単なる作品紹介にとどまらず、建築家の仕事を体系的に捉える作品集であること。全二分冊が揃い、布クロス装による造本にも魅力があることを評価しています。
判断の結論:
建築家の作品集は、刊行から時間が経っても資料としての役割を失うものではありません。
前川國男を研究する方、建築書を収集する方、あるいはこれから作品に触れてみたい方へ。
一度読んで終わるのではなく、必要なときに再び開くことのできる資料として選びました。
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